ネオ・プラグマティズムとは何か

ポスト分析哲学の新展開

ネオ・プラグマティズムとは何か

ポストモダニズムからの新しい哲学であり、分析哲学から誕生した運動としての「ネオ・プラグマティズム」を詳説した本格的入門書。

著者 岡本 裕一朗
ジャンル 哲学・倫理  > 哲学
出版年月日 2012/04/01
ISBN 9784779506079
判型・ページ数 4-6 ・ 282ページ
定価 2,750円(税込)

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ポストモダニズムからの新しい哲学の探究

ポストモダニズムからの新しい哲学であり、
分析哲学から誕生した運動としての「ネオ・プラグマティズム」。
その成立過程から、従来の哲学との対話や、実践としての環境プラグマティズムまで、
エッセンスを解説した本格的入門書。

【著者紹介】

岡本裕一朗(おかもと・ゆういちろう)
 1954年 福岡県に生まれる。
 1984年 九州大学大学院文学研究科博士課程単位取得。
 現 在 玉川大学文学部教授。(専攻/哲学・倫理学)
  著訳書 『12歳からの現代思想』(ちくま新書,2009年),『ヘーゲルと現代思想の臨界』(ナカニシヤ出版,2009年),『モノ・サピエンス』(光 文社新書,2006年),『ポストモダンの思想的根拠』(ナカニシヤ出版,2005年),『異議あり! 生命・環境倫理学』(ナカニシヤ出版,2002 年),T.ネーゲル『哲学ってどんなこと?』〔共訳〕(昭和堂,1993年),他。

 はじめに

 第1章 分析哲学のネオ・プラグマティズム的転回

  1 言語ゲーム論とプラグマティクス(語用論)
     
  2 経験主義からプラグマティズムへ

  3 「理由の空間」のプラグマティズム
    
 第2章 ネオ・プラグマティズムの成立

  1 ポストモダン時代のプラグマティズム
 
  2 文化と相対主義をめぐる攻防

  3 現代思想との対話

 第3章 ネオ・プラグマティズムの体系化

  1 『明示化』をどう読むか

  2 哲学の歴史と対話する

  3 コミュニケーション行為の理論か規範的プラグマティズムか

 第4章 治療としてのネオ・プラグマティズム

  1 マクダウェルの問題圏
     
  2 経験主義をどう救うか
    
  3 道徳的実在論の方へ     

 第5章 環境プラグマティズムの挑戦

  1 環境倫理学のプラグマティズム的転回
     
  2 環境プラグマティズムの展開

  3 環境プラグマティズムは生き残るか

 終 章 これからのネオ・プラグマティズム

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