『貞奴物語――禁じられた演劇』日本経済新聞に書評掲載

書評 - 2009/08/04

貞奴物語――禁じられた演劇『日本経済新聞』で書評されました。

□ 2009年8月2日『日本経済新聞』書評欄 
「……近代日本における「女優第1号」とされ3度の欧米渡航によって広く海外でも名を知られた川上貞奴。……明治大正期の演劇と女性を取り巻いていた社会の構造をあぶり出し、貞奴の果たした歴史的役割の再評価を果敢に試みる。」

かつての女優の生き様に演劇の本質を探る
明治期に欧米で活躍し、世界において日本を代表するステレオタイプとなった「女優」貞奴。その人生と、彼女を取り巻いた社会や政治の動向を通し、演劇の社会的意義を問い、現代日本の演劇に欠けたものに迫る画期的評伝。

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