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打越綾子『日本の動物政策』の書評が『読売新聞』(6月12日付)に掲載されました

打越綾子『日本の動物政策』の書評が『読売新聞』(6月12日付)に掲載されました。

評者は、牧原 出さん(東京大学教授)です。


「動物園の人気者といえば、テレビニュースの格好の話題である。だが、動物園については、「動物園法」といった法規制の仕組みがない。多くは首長お手盛りの公立施設として、先々のことを考えずに開演されたものだという。現場の対応で何とかしのいでいるのが現状なのである。

「動物たちがかわいそうだ!」と思ってしまいたくなるが、ちょっと待ってほしいと打越氏は言う。ペットの延長で野生動物やら実験動物やらを考えてはいけない。野生動物については、駆除を望む地域社会があり、実験動物には研究目的のために厳格に管理する研究機関がある。あまねく動物を愛護すべきだという動物福祉の理念は尊重されるべきだとしても、それを法体系や政府の規制活動に十全に浸透させることができるわけではない。たとえば多くの畜産動物は食肉処理されるために飼育されており、ペットのように看取られることはない。動物のタイプに応じて動物観は異なるのである。…」

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ペットから畜産動物までをトータルに解説。

著者:打越 綾子
 
 

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