「掛唄から見る即興と相互行為」セミナーのご案内

イベント情報 - 2015/08/28

『世界の手触り』の編者のひとり、梶丸 岳さんが企画・構成を務められたセミナーのご案内です。ふるってご参加ください。

日本伝統音楽研究センター第42回公開講座

「掛唄から見る即興と相互行為」


日時:2015年10月3日(土) 開場:13時半 開演:14時(終了予定:16時)
場所:京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター 合同研究室1(新研究棟7階)
住所:京都市西京区大枝沓掛町13-6
受講料:無料
事前申込:不要(定員60名 先着順)

 

内容

秋田県は「民謡王国」などとも称され、非常に民謡の盛んな地域として知ら れています。本公開講座で取り上げる「掛唄」は秋田県横手市や美郷町で歌われている掛け合い歌です。江戸時代に起源があるとされるこの歌は、仙北荷方節と いう民謡の節に即興で歌詞をつけて掛け合う、日本でもとても珍しいものです。この講座では掛唄の背景となる秋田民謡と掛唄の実演、そして研究者や歌い手を 交えた議論を通じて、掛唄の独自性の核にある「歌詞の即興」と「掛け合い=相互行為」について捉えなおし、掛唄をふくめた民謡のおもしろさと奥深さを改め て考えます。

上演 金澤八幡宮伝統掛唄保存会
総合討論 島添 貴美子(富山大学)、細馬 宏通(滋賀県立大学)
企画構成 梶丸 岳(日本伝統音楽研究センター特別研究員)


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