ホーム > お知らせ > 『虫喰う近代』が「第9回 女性史学賞」受賞!

『虫喰う近代』が「第9回 女性史学賞」受賞!

松原宏之 著『虫喰う近代-1910年代社会衛生運動とアメリカの政治文化』が、「第9回 女性史学賞」を受賞しました。

女性史学賞は、歴史学のうち、女性史学に関する優れた著書に受賞し、女性史のより一層の発展を図るために創設された賞です。
2015年1月11日京都テルサ(京都市)にて、授賞式および受賞講演が行われました。

本書は、1910年代を中心としたアメリカの反売買春運動をめぐる、科学者・ソーシャルワーカー・財界人らによる社会改革の主導権争いを女性史学の視点でとらえ、反売春運動が現代アメリカの基層に刻みつけた痕跡について複数の側面より明らかにしました。アメリカにおける反売買春の思想や思考の源を知る上で必読の政治文化史研究の成果です。


女性史総合研究会のサイトはこちら

 

*『朝日新聞』(2015年2月24日付夕刊)に、贈呈式での様子が紹介されています。

…「科学の社会性、文化性に着目したこの研究が、深刻な科学者の不正が起きた2014年に出てきた意味は大きい」と講評され、松原さんは「今後も科学が持つ社会的、政治的な文脈に、歴史研究の立場で突っ込んでいきたい」と抱負を述べた。

このページのトップへ

関連書籍

虫喰う近代

虫喰う近代

反売買春運動がアメリカに刻んだ痕跡とは

著者:松原 宏之
 
 

このページのトップへ