現代アラビア語の発展とアラブ文化の新時代

湾岸諸国・エジプトからモーリタニアまで

現代アラビア語の発展とアラブ文化の新時代

国語から、アラブ民族意識を繋ぐ国際語へ。現代アラビア語の生成とアラブ世界の形成を言語と社会の動態的関係の中に位置づける。

著者 竹田 敏之
ジャンル 教育・語学・文学  > 語学・言語学
社会・文化  > 文化研究
出版年月日 2019/10/21
書店発売日 2019/10/21
ISBN 9784779514081
判型・ページ数 A5 ・ 376ページ
定価 6,380円(税込)

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現代アラビア語における言語改革の動きを探究。国民意識を支える「国語」からアラブ民族意識を繋ぐ「国際語」へと発展する現代アラビア語、その生成とアラブ世界の形成を、言語と社会の動態的関係の中に位置づける画期的研究。

●著者紹介
竹田敏之(たけだ・としゆき)
 2003年 大阪外国語大学卒業(専攻語:アラビア語)。
 2006年 大阪外国語大学大学院言語社会研究科博士前期課程修了。
 2010年 京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程修了。博士(地域研究)。
 現 在 京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科特任准教授。
 著 作 『ニューエクスプレス アラビア語』(白水社,2010年),『アラビア語表現 とことんトレーニング』(白水社,2013年),「アラビア語正書法の成立」「アラビア書道の流派と書家たち」(『イスラーム 書物の歴史』名古屋大学出版会,2014年),他。
序論 現代アラビア語とアラブ世界の根底的理解を目指して

第1章 アラブ世界形成論と現代アラビア語研究史

第2章 オスマン帝国の崩壊とアラブ諸国の独立

第3章 アラビア語文法学の現代化とイウラーブ論争

第4章 現代エジプトにおける文法改革と「国語化」の試行

第5章 アラビア語アカデミーと現代における正書法改革

第6章 アラブ的近代知の形成と学術用語の整備

第7章 現代モーリタニアにおけるアラブ・イスラーム文化の諸相

第8章 湾岸アラビア語の趨勢とプリントメディアの発展

第9章 インターネット時代と変容するアラビア語

結論

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