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心理臨床の視座の転換をめざして  新刊

心理臨床の視座の転換をめざして

臨床における神秘的体験の記述、怒り、弱さ、包括的心理療法、震災時ケアの考察など、日本のゲシュタルト療法の第一人者の論考を集約

著者 倉戸 ヨシヤ
ジャンル 心理学
心理学 > 臨床
出版年月日 2018/11/20
ISBN 9784779513350
判型・ページ数 A5・182ページ
定価 本体2,000円+税
 

目次

まえがき

1 .スピリチュアルな経験

2 .いと“弱き”もの:その視座の転換
 プロローグ
 いと“弱き”もの
 その人と私
 “のめり込み”かけて
 視座の展開
 エピローグ

3.怒りはひとりでには惹起されない:そのメカニズムの探求
 プロローグ
 1 .怒りを考えさせられたエピソード
 2 .怒りが関係性の中で惹起される例とその考察
 3 .5つの例の考察のまとめ
 4 .怒り考
 5 .日常の怒りをどうするか
 6 .怒りへのゲシュタルト流介入
 エピローグ

4 .現代の“魔女狩り”と人間性:人間の性との闘い
プロローグ
 1.中世の魔女狩り
 2.現代の“魔女狩り”の様相
 3.現代の“魔女”経験の心理的過程
 4.人間の性との闘い
 エピローグ

5.包括的心理臨床における“癒し”の研究:バリ島における調査から
 はじめに
 目 的
 概念の理解
 方 法
 結果と考察
 おわりに

6 .老若のつながり
 1.「老」と「若」のつながり
 2.ケースに見る「老」と「若」の関係性
 3.「老」と「若」のコペルニクス的転回

7 .老いに見る男らしさ
 はじめに
 体験学習に見る 老人のイメージ
 老いにおける 男らしさ
 “老い”とは,そして再び 男らしさとは

8 .教師から見た教育の可能性89
 プロローグ
 1.誰 が
 2.誰 に
 3.何 を
 4.告白的な教師論
 5.教育の可能性について
 エピローグ

9.幼児・児童・生徒への大震災時の心のケア:その功罪と教職員が二次災害にならないために
 プロローグ
 1.心のケアとは
 2.被災のプロセス
 3.幼児の思考の発達に応じた心のケアについて
 4.心のケアの具体例1
 5.心のケアの具体例2
 6.Debriefingについて
 7.心のケアの功罪
 8.二次被災について
 9.教職員が二次災害にならないために
 10.危機に際して問われているのは人間性である
 11.生きる希望と回復への知恵
 12.これからシステムとして保育所,園,学校にできること
 エピローグ

10.若者の心の問題と心理的援助

11.気がつけばカウンセラー:私は何故カウンセラーになったか
 カウンセラーになることに影響のあったエピソード
 専門家をめざして
 どのようにカウンセリングを学んできたか
 カウンセラーとしての喜びと苦しみ
 カウンセラーとしての将来像
 あとがき

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内容説明

臨床における神秘的体験の記述、怒り、弱さ、包括的心理療法、震災時ケアの考察など、日本のゲシュタルト療法の第一人者の論考を集約


■著者紹介
倉戸ヨシヤ(くらと よしや)

・略歴
1936年埼玉県久喜市生まれ
1959年同志社高校より推薦にて同志社大学文学部心理学専攻卒(文学士)
1959-1971年大阪社会事業短大(現大阪府立大学)助手・講師・助教授
1972年Springfield College Graduate School 修士課程修了(M. Ed.)
1975 年University of Massachusetts Graduate School of Education 博士課程修了(Ed.D.)
1973-1975年University of Massachusetts (Teaching Assistant)
1975-1976年San Francisco State University Graduate School (Lecturer & Counselor)
1978年San Diego Gestalt Training CenterよりDiploma取得
1976-1984年甲南大学文学部助教授・教授
1984-1992年鳴門教育大学大学院生徒指導講座教授(将来構想委員長)
1992-2000 年大阪市立大学生活科学部教授1998-2000 年学部長(定年退職大阪市立大学名誉教授)
2000-2007年関西大学社会学部教授
2007-2012年福島学院大学大学院教授
2009年度日本人間性心理学会学会賞
2018年度日本心理臨床学会学会賞
San Francisco State University (1986), University of Illinois (1980), University of St.
Petersburg (1995),以上Visiting Professor or Scholar;大阪大学人間科学部(1980/
1989),九州大学大学院教育学研究科(1993),富山大学教育学部(1989),岡山大学教育
学部(1994),徳島大学教育学部/総合科学部(1986-1988),琉球大学教育学部大学院
(2000),武庫川女子大学文学部/大学院(1998-1999),長崎純心大学(1998-2013),南
山大学(2002-2007),上智大学グリーフケア研究所(2010-2013)などの非常勤講師。
日本心理臨床学会理事,日本臨床心理士資格認定協会評議員,日本人間性心理学会理事
長,日本心理学会終生会員,大阪府臨床心理士会会長,APA (Life time member),
International Gestalt Therapy Association (Board member), Phi Delta Kappaなどを歴任。
現在,日本心理臨床学会名誉会員。

・主な著書・訳書
「被災地における教師のストレス」(青土社),「心を蘇らせる」(河合隼雄編・講談社),「悲嘆の中にある人に心を寄せて」(高木慶子編・上智大学出版),「ゲシュタルト療法」(駿河台出版),「ゲシュタルト療法入門」(編著・金剛出版),「エンプティ・チェアの心理臨床」(編著・至文堂),「夢分析の実際」(河合隼雄・鑪幹八郎編),「私はなぜカウンセラーになったか」(一丸藤太郎編・創元社),「Gestalt Therapy Around the World」(O'Leary, Ed.,Wiley-Blackwell),「The Gestalt Approach and EyeWitness to Therapy」(F. Perls の監訳)(「Gestalt Therapy Verbatim」(F. Perlsの監訳)など。

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