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公認心理師のための説明実践の心理学  新刊

公認心理師のための説明実践の心理学

公認心理師が誕生する。その専門家としての職責は,説明責任で果たされる。各分野各領域で要請される説明とその質,そのあり方の提言

著者 山本 博樹 編著
ジャンル 心理学
出版年月日 2018/11/10
ISBN 9784779513176
判型・ページ数 A5・172ページ
定価 本体2,000円+税
 

目次

はじめに

第1部 公認心理師の尽くすべき説明力
1章 公認心理師と説明の力[沢宮容子]
1.公認心理師の「4つの業務」における説明の力
2.公認心理師の「5つの分野」における説明の力

2章 説明者としての責任[斎藤清二]
1.現場でなぜ説明が必要なのか?
2.なぜ説明が機能しないのか? 
3.説明の対話的構造と機能

3章 利用者への説明過程[比留間太白]
1.説明過程の時空間 
2.利用者モデルの想像
3.利用者モデルから一人ひとりの利用者へ向けた説明の編成

4章 多様な利用者への説明原則[柘植雅義]
1.利用者の多様性
2.障害のある子どもや大人への説明原則
3.障害のある子どもや大人への説明の具体的配慮


第2部 利用者の視点に立った説明力
5章 面接時の関係性を築く説明実践[森岡正芳]
1.協働的な説明実践としての心理支援
2.正しい説明という暴力
3.受け手の自己理解に役立つアセスメント
4.心理支援の場の特徴に応じた説明
5.日々の面接記録より 
6.関係性をつくる説明 

6章 援助要請の抵抗感を理解した説明力[水野治久]
1.カウンセラーに対する援助要請
2.援助要請の抵抗感とスティグマ
3.援助要請の抵抗感を理解した説明

7章 メタ認知を働かせた説明力[三宮真智子]
1.コミュニケーション行為としての説明
2.説明の誤解 
3.メタ認知による説明の改善に向けて

第3部 理解を促す説明表現力
8章 口頭説明の有効性[伊藤貴昭]
1.口頭説明の基盤となる心理プロセス
2.利用者に合わせた説明をすることの難しさ
3.説明により理解を促す

9章 文書説明の有効性[山本博樹]
1.利用者が決める文書説明の価値 
2.利用者の支援ニーズに応える説明書
3.利用者の個別性に応える説明書

10章 図表の有効性[島田英昭]
1.説明における図表の2つの役割
2.動機づけ支援

11章 発話とジェスチャーの有効性[古山宣洋]
1.ジェスチャーとは?
2.ジェスチャーは有効なのか?
3.むすび

第4部 現場で生かす説明実践力
12章 保健医療分野の説明実践[山崎久美子]
1.歴史から見た医師の説明実践
2.医療の現場での心理職の説明実践
3.公認心理師が遂げるべき説明実践の在り方

13章 福祉分野の説明実践[森地 徹]
1.福祉分野におけるEBPの誕生と展開およびその特徴
2.福祉分野におけるEBPの手順,評価と展開における注意点
3.福祉分野におけるEBPの例 
4.説明実践への期待 

14章 教育分野の説明実践[岡 直樹]
1.学習支援の方針・計画についての説明
2.学習支援の経過についての説明
3.学習支援(指導)における説明
4.おわりに:学習支援における教科書の利用

15章 司法犯罪分野の説明実践[廣井亮一]
1.刑事司法と少年司法
2.「非行少年」とは  
3.刑事裁判における説明実践
4.刑事裁判における心理臨床的説明の困難性
5.司法における説明の在り方

16章 産業労働分野の説明実践[大塚泰正]
1.ストレスチェック制度の概要 
2.個人への説明 
3.集団への説明 

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内容説明

公認心理師が誕生する。その専門家としての職責は,説明責任で果たされる。各分野各領域で要請される説明とその質,そのあり方を具体的な技法を交えて提言する。またその技法の基盤のエビデンスや理論は十分に解説。


■執筆者紹介
沢宮容子(さわみや・ようこ) 筑波大学大学院教育研究科を経る
現職:筑波大学人間系心理学域教授
担当:1章

斎藤清二(さいとう・せいじ) 新潟大学医学部を経る
現職: 立命館大学総合心理学部特別招聘教授  
担当:2章

比留間太白(ひるま・ふとし) 筑波大学大学院心理学研究科を経る
現職:関西大学文学部教授
担当:3章

柘植雅義(つげ・まさよし) 筑波大学大学院教育学研究科を経る
現職: 筑波大学人間系障害科学域教授  
担当:4章

森岡正芳(もりおか・まさよし) 京都大学大学院教育学研究科を経る
現職:立命館大学総合心理学部教授
担当:5章

水野治久(みずの・はるひさ) 筑波大学大学院心理学研究科を経る
現職:大阪教育大学教育学部教授 
担当:6章

三宮真智子(さんのみや・まちこ) 大阪大学大学院人間科学研究科を経る
現職: 大阪大学大学院人間科学研究科教授  
担当:7章

伊藤貴昭(いとう・たかあき) 慶應義塾大学大学院社会学研究科を経る
現職:明治大学文学部准教授
担当:8章

山本博樹(やまもと・ひろき) 筑波大学大学院心理学研究科を経る
現職:立命館大学総合心理学部教授
担当:9章

島田英昭(しまだ・ひであき) 筑波大学大学院心理学研究科を経る
現職:信州大学学術研究院教育学系准教授  
担当:10章

古山宣洋(ふるやま・のぶひろ) シカゴ大学大学院を経る
現職:早稲田大学人間科学学術院教授  
担当:11章

山崎久美子(やまざき・くみこ) 上智大学大学院文学研究科を経る
現職:防衛医科大学校医学教育部准教授  
担当:12章

森地 徹(もりち・とおる) 日本社会事業大学大学院社会福祉学研究科を
経る
現職: 筑波大学人間系障害科学域助教  
担当:13章

岡 直樹(おか・なおき) 広島大学大学院教育学研究科を経る
現職: 徳島文理大学人間生活学部教授  
担当:14章

廣井亮一(ひろい・りょういち) 大阪市立大学大学院生活科学研究科を経る
現職:立命館大学総合心理学部教授 
担当:15章

大塚泰正(おおつか・やすまさ) 筑波大学大学院教育研究科を経る
現職: 筑波大学人間系心理学域准教授  
担当:16章

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