ホーム > チーム学校での効果的な援助

チーム学校での効果的な援助  新刊

学校心理学の最前線

チーム学校での効果的な援助

どうしたらチームで子どもを援助することができるか。学校心理学の立場から、すべての子どもに対するチーム援助とそのシステムを解説

著者 水野 治久
家近 早苗
石隈 利紀
ジャンル テキスト
心理学 > 教育
出版年月日 2018/08/10
ISBN 9784779513091
判型・ページ数 B5・232ページ
定価 本体3,200円+税
 

目次

第1部 学校心理学による一次的援助サービス―すべての子どもへの援助
1章 心理教育的援助サービスの包括的展開  
1.茨城県フレックススクールの取り組みの進展と学校心理学  
2.茨城県フレックススクールの心理教育的援助サービスの実践モデル  
3.結城フレックススクールの特別支援教育の視点を生かした実践  
4.フレックススクールにおける心理教育的援助サービスの成果と今後の課題

2章 教師が子どもと信頼関係を結び,関わる  
1.はじめに  
2.教師と子どもの関係の現状及び研究動向  
3.信頼感研究に基づく心理教育的援助サービスのモデル・実践例  
4.信頼感研究から見た心理教育的援助サービスへの示唆  

3章 授業のユニバーサルデザイン化  
1.通常学級での新しい特別支援教育と授業のユニバーサルデザイン  
2.「授業のUD化」の実現  
3.授業展開の工夫  

4章 子どもの社会的能力の育成  
1.なぜ,子どもの社会的能力育成が必要なのか  
2.子どもの社会的能力育成への取り組み  

5章 キャリア教育  
1.キャリア教育の現状  
2.キャリア教育の実践  
3.キャリア教育の課題  

6章 文化祭を活用した学級集団づくり  
1.学校行事の現状と学級づくり  
2.学校行事による心理教育的援助サービスの実際  
3.おわりに  

7章 一次的援助サービスが定着する学校づくり  
1.学校適応援助における一次的援助サービス  
2.実践:多様なキャリアステージの教職員が関わる一次的援助サービスの取り組み  
3.心理教育的援助サービスにおける体系的一次的援助  

第2部 学校心理学による二次的援助サービス―苦戦する子どもの発見と援助
8章 学級集団で苦戦する子どもの発見と援助  
1.調査法による苦戦する子どもの発見  
2.先行研究の概要  
3.これからの学級経営―アセスメントに基づいた学級集団づくりの必要性  

9章 感情の育ちの視点から見た子どもの苦戦  
1.感情の育ちの状況  
2.感情の育ちに関する研究  
3.感情の育ちから見た心理教育的援助サービス  
4.ま と め  

10章 いじめの被害側・加害側・傍観者  
1.いじめ・ネットいじめの被害側への援助 
2.いじめ・ネットいじめの加害側・傍観者への援助  
3.いじめ防止の新たなチャレンジ  

11章 教師による「不登校」の子どもの援助  
1.教師による「不登校」援助をめぐる研究状況  
2.断続的な欠席から通常登校へと変化した援助の実践例  
3.教師による「不登校」援助における今後の方向性  

12章 養護教諭が中心となる健康面からの援助  
1.子どもたちのメンタルヘルスの状況  
2.保健室を中心とした援助活動のモデル・実践例  
3.心理教育的援助サービスへの示唆  

13章 スクールカウンセラーから見た二次的援助サービス  
1.学校心理学から見たスクールカウンセリング  
2.スクールカウンセラーによる二次的援助サービスの実際  
3.スクールカウンセラーによる心理教育的援助サービスへの示唆

第3部 学校心理学による三次的援助サービス―援助ニーズの高い子どもへの援助
14章 子ども個人と環境に注目した生態学的アセスメント  
1.子どものアセスメント  
2.生態学的アセスメント  
3.心理教育的援助サービスへの示唆  

15章 一人ひとりの子どもに応じた支援教育  
1.特別支援教育の現状  
2.インクルーシブ教育システム構築に向けた取り組み  
3.心理教育的援助サービスへの示唆  

16章 反社会的行動を伴う子どもの援助  
1.反社会的行動とは何か  
2.反社会的行動を伴う子どものアセスメント  
3.反社会的行動を伴う子どもへの対応  

17章 教師とスクールカウンセラーがチームで援助をおこなう  
1.スクールカウンセラーと教師の連携の状況  
2.教師とスクールカウンセラーのチームによる援助サービスの実践  
3.おわりに  

18章 子ども・保護者参加の援助チームの展開  
1.子ども・保護者参加の援助チームに関する先行研究の状況  
2.子ども・保護者をパートナーとする援助チームの実践と研究  
3.子ども・保護者が入る援助チームによる心理教育的援助サービスへの示唆

19章 教師が変わるコーディネーション委員会  
1.はじめに  
2.学校におけるコーディネーション委員会  
3.心理教育的援助サービスのモデル・実践例  

終 章 チーム学校時代の学校心理学  
1.学校づくりとチーム学校  
2.苦戦する子どもをどう発見し効果的な援助につなげるか?  
3.チーム学校時代に教員に求められること
4.おわりに

コラム
1 教室の中でできる学校心理学の実践  
2 児童生徒の学習支援─教材研究の視点から  
3 学校環境は子どもの心にどのように影響するのか  
4 ネットいじめ・LINEでのいじめ  
5 子どもは他者にどのように援助を求めるのか?  
6 他人に合わせる子どもたち─過剰適応という子どもの実態  
7 子どもの万引きの予防に関する実践的研究  
8 大学における学校心理学  
9 「子どもの貧困」と学校心理学  

このページのトップへ

内容説明

学校生活すべてを視野に入れた先行研究のレビューと具体的な実践をもとに、苦戦する子どもの発見や援助ニーズの高い子どもへの援助はもちろん、すべての子どもに対するチーム援助とそのシステムを解説する。

●著者紹介
水野治久(みずの・はるひさ)
大阪教育大学教育学部教授

家近早苗(いえちか・さなえ)
大阪教育大学大学院連合教職実践研究科教授

石隈利紀(いしくま・としのり)
東京成徳大学応用心理学部教授
筑波大学特命教授・名誉教授

このページのトップへ