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健康的存在  新刊

健康的存在

人間が生理・心理・社会・環境的に満足できる状態=健康とは? 哲学,心理学,社会学,言語学,環境科学等から論じた学際的研究成果

著者 賴 偉寧
寺嶋 正明
山 祐嗣
ジャンル 心理学 > 思考・言語・学習
教育・文学 > 語学・言語学
自然科学・工学
出版年月日 2018/06/20
ISBN 9784779512667
判型・ページ数 A5・184ページ
定価 本体3,500円+税
 

目次

はじめに

01 ホメオスタシス的維持と精神
 1 はじめに
 2 ホメオスタシスとその意味するもの
 3 実用的な必要性
 4 結論

02 自己卑下・自己高揚―文化における適応課題解決の戦略
 1 成功と失敗の因果帰属と自己評価
 2 個人主義文化における自己高揚と集団主義文化における自己卑下
 3 文化と精神の相互作用的アプローチ
 4 選好と拒否
 5 適応課題を解決する戦略としての自己高揚と自己卑下
 6 自己高揚・自己卑下の領域特殊性
 7 精神的健康の概念

03 典型的な学際的領域としての言語学
 1 チョムスキーの言語理論とデカルト・ガリレオの科学伝統
 2 バイオ言語学
 3 文の生成プロセス=計算
 4 コンピュータへの導入
 5 強度派生普遍規則モデルに基づくパージング法
 6 マージ(Merge)の解析
 7 ムーヴ(Move)の解析
 8 構成素統御を使わない束縛規則の解析
 9 統一的分析法を目指して
 10 さいごに

04 情報を組織化する手段としての身体―比較言語学的概観
 1 はじめに
 2 身体部位語の空間的拡張
 3 関係的拡張
 4 要約

05 異文化コミュニケーションと会議通訳
 1 通訳の種類
 2 センス(意味)の理解
 3 文化コミュニケーションと文化的コンテキスト
 4 OJT(On The Job Training)
 5 2007年度のOJT の一覧表
 6 まとめ

06 環境化学物質が動物の行動に与える影響
 1 ヒトにおける行動毒性学
 2 マウスやラットにおける行動毒性学
 3 鳥類における行動毒性学
 4 魚類における行動毒性学
 5 おわりに

07 細胞の分化・進化とストレス負荷
 1 生命と細胞
 2 細胞のストレス負荷
 3 分子レベルのストレス応答
 4 細胞レベルのストレス応答
 5 ストレス応答と細胞の分化/進化
 6 細胞のストレス応答の利用と再生医療

08 「健康的存在」を通しての学際的研究

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内容説明

多くの学問が目的の1つとする健康。
人間が生理・心理・社会・環境的に満足できる状態とは、そしてその形成要因とは何なのか。
哲学,心理学,社会学,言語学,環境科学、健康科学にわたる学際的研究プロジェクトの研究成果。


この本では学問領域を異にする8名の研究者がそれぞれの学問領域を背景にして,「健康である」について論考を加えることで,THEISTプロジェクト全体として,人間個人の内的問題,人間間のコミュニケーション,文化間,国家間の相互関係,自然との関係の中での人間の存在というように,広大で複合的な問題である「健康であるとは何であるのか?」という課題に取り組んだ試みである。(中略)学際的な研究を実際に進める方法としてこの実験的なTHEISTプロジェクトが一つのモデルとして貢献できることを願っている。(「はじめに」より)


●著者紹介
■著者紹介(*編者)
はじめに:
 Lai, Wai Ling*(賴偉寧)(名古屋大学教養教育院准教授)
寺嶋正明*(てらしままさあき)(神戸女学院大学人間科学部教授)

01:
Lai, Wai Ling*(賴偉寧)(名古屋大学教養教育院准教授)
訳:寺嶋正明*(てらしままさあき)(神戸女学院大学人間科学部教授)

02:
山祐嗣*(やまひろし)(大阪市立大学大学院文学研究科教授)

03:
田島和彦(たじまかずひこ)

04:
Klint, Ryan D.(クリントライアンD.)
訳:山祐嗣*(やまひろし)(大阪市立大学大学院文学研究科教授)

05:
松縄順子(まつなわじゅんこ)(フリーランス会話通訳)

06:
川合眞一郎(かわいしんいちろう)(甲子園大学栄養学部特任教授)

07:
西田昌司(にしだしょうじ)(神戸女学院大学人間科学部教授)

08:
山祐嗣*(やまひろし)(大阪市立大学大学院文学研究科教授)
Lai, Wai Ling*(賴偉寧)(名古屋大学教養教育院准教授)
寺嶋正明*(てらしままさあき)(神戸女学院大学人間科学部教授)

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