京都を学ぶ【丹波編】

文化資源を発掘する

京都を学ぶ【丹波編】

山国・京都丹波を再発見! 平安仏、明智光秀の統治、グンゼと蚕糸業、保津川下りなどなど、山里に刻まれた歴史・文化を掘り起こす。

著者 京都学研究会
ジャンル 社会・文化  > 文化研究
京都本
地理・歴史・人類学
シリーズ 人文・社会  > 京都を学ぶ
出版年月日 2018/03/10
書店発売日 2018/03/10
ISBN 9784779512599
判型・ページ数 A5 ・ 216ページ
定価 2,420円(税込)

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山国・京都丹波を再発見!
古墳、平安仏、明智光秀の統治、中川喜雲の『京童』、保津川下り、
グンゼと蚕糸業、福知山鉄道などなど、
山里に刻み込まれた歴史・文化を掘り起こす。
「京都の文化資源」発掘シリーズ第二弾。


●著者紹介(執筆順)
金田章裕(きんだ・あきひろ)
1946年生まれ。京都府立京都学・歴彩館館長。京都大学名誉教授。専門は歴史地理学。著作/『古地図で見る京都』(平凡社 2016年)、『平安京―京都― 都市図と都市構造』〔編著〕(京都大学学術出版会 2007年)ほか。

原雄一(はら・ゆういち)
1954年生まれ。京都学園大学教授。専門は地球環境学。
著作/『流域環境学』〔共著〕(京都大学学術出版会 2009年)

阿部健一(あべ・けんいち)
1958年生まれ。総合地球環境学研究所教授。専門は環境人類学・相関地域研究。
著作/“GOOD EARTHS Regional and Historical Insight into China's Environment”〔共著〕(Trans Pacific Pr. 2009年)、『生物多様性 子供たちにどう伝えるか』〔編著〕(昭和堂 2010年)ほか。

伊勢武史(いせ・たけし)
1972年生まれ。京都大学准教授。専門は情報科学技術を使った森林生態学の研究。
著作/『生物進化とはなにか? ―進化が生んだイビツな僕ら―』(ベレ出版 2016年)、『学んでみると生態学はおもしろい』(ベレ出版 2013年)ほか。

高橋克壽(たかはし・かつひさ)
1962年生まれ。花園大学教授。専門は日本考古学。
著作/『埴輪の世紀』(講談社 1996年)、『若狭向山一号墳』〔編著〕(若狭町 2015年)ほか。

井上一稔(いのうえ・かずとし)
1956年生まれ。同志社大学教授。専門は日本仏教美術史。
著作/『日本の美術312 如意輪観音像・馬頭観音像』(至文堂 1992年)、『日本の古代山寺』〔共著〕(高志書院 2016年)ほか。

大場修(おおば・おさむ)
1955年生まれ。京都府立大学大学院教授。専門は日本建築史。
著作/『近世近代町家建築史論』(中央公論美術出版社 2004年)、『京丹後市のまちなみ・建築』〔編著〕(京丹後市 2017年)ほか。

久保雅義(くぼ・まさよし)
1953年生まれ。京都工芸繊維大学教授。専門はデザイン学(複合領域)。
著作/『知る、わかる、ユニヴァーサルデザイン IAUD UD検定・中級 公式テキストブック』〔共著〕(国際ユニヴァーサルデザイン協会検定委員会 2014年)ほか。

山本浩樹(やまもと・ひろき)
1962年生まれ。龍谷大学教授。専門は日本近世史。
著作/『戦争の日本史12 西国の戦国合戦』(吉川弘文館 2007年)ほか。

藤原英城(ふじわら・ひでき)
1962年生まれ。京都府立大学教授。専門は日本近世文学。
著作/『浮世草子大事典』〔編著〕(笠間書院 2017年)、『京都大学蔵 潁原文庫選集』〔共著〕(臨川書店 2016年)ほか。

斉藤利彦(さいとう・としひこ)
1971年生まれ。佛教大学准教授。専門は日本芸能史。
著作/『近世上方歌舞伎と堺』(思文閣出版 2012年)、『近世堺と歌舞伎』(大阪公立大学共同出版会 2009年)ほか。

矢口芳生(やぐち・よしお)
1952年生まれ。福知山公立大学教授。専門は農業経済学。
著作/『矢口芳生著作集』全8巻(農林統計出版 2012~2013年)、『農と村とその将来―規制緩和農政を超えて』(農林統計出版 2015年)ほか。

河原典史(かわはら・のりふみ)
1963年生まれ。立命館大学文学部教授。専門は歴史地理学。
著作/「わかさ美浜町におけるレクリエーションの変容―海水浴から郷土食を活かした地域振興へ―」(立命館大学地理学教室編『観光の地理学』文理閣 2015年)、『カナダ日本人移民の子供たち ―東宮殿下御渡欧記念・邦人児童写真帖―』(三人社 2017年)ほか。
Ⅰ 丹波の領域と自然
 
  丹波の国へ、丹波の国から
    
    丹波の峠道〔コラム1〕

    地図アプリを使って道を歩く〔コラム2〕

    トチノキ今昔〔コラム3〕

  丹波の森林資源の多面的な役割 ―芦生研究林の生態系サービス―

    ダムという歴史〔コラム4〕

Ⅱ 丹波を彩る町並みと文化財
  
  丹波の方墳と坊主塚古墳の楯持人形埴輪
  
  美山を中心とした平安仏の魅力

  丹波地域を彩る民家と町並み

    伊能忠敬測量の道を歩く〔コラム5〕

    鉄道のまち福知山 ―小さな地方都市に大きな鉄道管理局―〔コラム6〕

Ⅲ 丹波を彩る人びと 

  明智光秀の丹波支配

    本能寺の変の道を歩く〔コラム7〕

  見ぬ京物語は本意あらじ ―名所案内記作者中川喜雲の誕生―

  紫宸殿田楽と西田直二郎

Ⅳ 近代交通と産業 

  郡是と近代丹波の蚕糸業

    波多野鶴吉の創業理念 ―工女教育・社会貢献―〔コラム8〕

    福鉄を彩る多種多様な運行機材たち〔コラム9〕

    北丹鉄道廃線跡を歩く〔コラム10〕

  保津川下りをめぐる船頭の展開 ―操船技術の継承―

    SLの運転技術 ―その無形資産としての価値―〔コラム11〕

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