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互恵性の心理を通して抑止する社会的迷惑行為  新刊

互恵性の心理を通して抑止する社会的迷惑行為

迷惑行為者に好意的に接し,良いことには良いことでお返ししたいという互恵性の心理を喚起することの重要性を社会心理学から提言

著者 友野 聡子
ジャンル 心理学
心理学 > 社会
出版年月日 2018/02/25
ISBN 9784779512490
判型・ページ数 A5・132ページ
定価 本体4,300円+税
 

目次

第1章 序論:研究の理論的背景
1.1 本章の目的
1.2 社会的迷惑行為を抑止すること
1.3 社会的迷惑行為の抑止のためのアプローチ:罰と報酬
1.4 「互恵性」の心理を利用することの提案
1.5 互恵性の心理を喚起するための多様な方法・条件
1.6 本書の目的と検討するモデル

第2章 感謝メッセージと記述的規範が社会的迷惑行為に及ぼす影響
2.1 本章の問題と目的
2.2 研究1:迷惑駐輪の仮想場面における感謝メッセージと記述的規範の効果
2.3 研究2:多様な社会的迷惑行為の仮想場面における感謝メッセージと記述的規範の効果
2.4 研究3:感謝メッセージと記述的規範の効果 ―ゴミの分別行動に関する観察実験―
2.5 まとめ

第3章 感謝メッセージと迷惑抑止者の情報が社会的迷惑行為に及ぼす影響
3.1 本章の問題と目的
3.2 研究4:迷惑駐輪の仮想場面における感謝メッセージと迷惑抑止者の情報の効果
3.3 研究5:感謝メッセージと迷惑抑止者の情報が社会的迷惑行為を抑止する代替過程の検討
3.4 まとめ

第4章 対面での親切行為が社会的迷惑行為に及ぼす影響
4.1 本章の問題と目的
4.2 研究6:二者が実行する社会的迷惑行為場面における物理的な親切行為の効果
4.3 研究7:無形の親切行為が社会的迷惑行為に及ぼす影響過程の検討
4.4 まとめ

第5章 総括的討論
5.1 本章の目的
5.2 本書で得られた知見とその意義
5.3 本書の課題と今後の展望

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内容説明

社会的迷惑行為者の反発心を招かずに,その行為を抑止する方法とは――迷惑行為者に好意的に接し「良いことには良いことでお返ししたい」という互恵性の心理を喚起することの重要性を社会心理学的研究から提言する。

●著者紹介
友野聡子(ともの さとこ)
宮城学院女子大学発達科学研究所 客員研究員
名古屋大学大学院教育発達科学研究科(2013年)・博士(心理学)
[主要論文]
油尾聡子・吉田俊和 (2012). 送り手との互恵性規範の形成による社会的迷惑行為の抑制効果:情報源の明確な感謝メッセージに着目して 社会心理学研究, 28, 32-40.
油尾聡子・吉田俊和 (2013). 社会的迷惑行為の抑止策としての好意の提供 実験社会心理学研究, 53, 1-11.

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