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尊敬関連感情の心理学  新刊

尊敬関連感情の心理学

敬愛,心酔,畏怖,感心,驚嘆――誰かを尊敬しその人と関係を築いていくことは人にどのような影響を与えるのか。実証的研究から迫る

著者 武藤 世良
ジャンル 心理学 > 感情・情動
出版年月日 2018/02/25
ISBN 9784779512476
判型・ページ数 A5・446ページ
定価 本体10,500円+税
 

目次

第I部 問題と目的
第1章 心理学における尊敬の理論的布置
1.1. 尊敬とは何か―義務・感情的態度・感情状態の三つのモード―
1.2. 感情モードの尊敬の社会的機能とは何か
1.3. 他者称賛感情と尊敬
1.4. 本書の理論的視座
1.5. 本書の目的と概要
1.6. 本書の対象範囲

第II部 現代日本における尊敬関連感情の概念構造
第2章 研究1:日本の大学生における尊敬関連感情の概念構造
2.1. 問題と目的
2.2. 方  法
2.3. 結  果
2.4. 考  察

第3章 研究2:大学生の尊敬関連感情の概念構造は他世代にも一般化できるのか
3.1. 問題と目的
3.2. 方  法
3.3. 結  果
3.4. 考  察

第III部 尊敬関連感情の行為傾向
第4章 研究3:尊敬関連感情の行為傾向―大学生の感情エピソードに着目した検討―
4.1. 問題と目的
4.2. 予備調査
4.3. 本調査
4.4. 総合考察

第IV部 尊敬関連感情の生起要因―先行事象・認知的評価・個人差―
第5章 研究4:尊敬関連感情の先行事象―典型的尊敬関連感情エピソード刺激の作成とその妥当性の検討―
5.1. 問題と目的
5.2. 予備的分析
5.3. 本調査
5.4. 総合考察

第6章 研究5:尊敬関連感情の認知的評価パターン
6.1. 問題と目的
6.2. 方  法
6.3. 結  果
6.4. 考  察

第7章 研究6:尊敬関連感情の個人差―特性尊敬関連感情尺度(青年期後期用)の作成―
7.1. 問題と目的
7.2. 調査1
7.3. 調査2
7.4. 総合考察

第V部 尊敬関連感情の社会的機能―「自己ピグマリオン過程」の実証を試みる―
第8章 研究7:尊敬しやすい個人の帰結―可能自己,主観的幸福感,向社会的行動に着目した検討―
8.1. 問題と目的
8.2. 方  法
8.3. 結  果
8.4. 考  察

第9章 研究8:特定人物への尊敬は可能自己の発達にいかに関与するのか―自己ピグマリオン過程の実証を試みる―
9.1. 問題と目的
9.2. 予備調査
9.3. 本調査
9.4. 総合考察

第VI部 総合考察
第10章 総合考察―「尊敬」を鍵に人の成長や発達を考える―
10.1. まとめ
10.2. 理論的示唆
10.3. 本書の限界と今後の展望
10.4. 結びとして―「慕う・慕われる」関係性における自己発達―

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内容説明

敬愛,心酔,畏怖,感心,驚嘆――誰かを尊敬しその人と関係を築いていくことは人にどのような影響を与えるのか。尊敬関連感情の概念構造を整理し日本人大学生に対する実証的研究から生起要因や社会的機能を考察する。

●著者紹介
武藤 世良(むとう せら)
東京大学教育学部を経て同大学院教育学研究科総合教育科学専攻教育心理学コースを2016年3月に単位取得満期退学。2016年5月に同大学院にて博士(教育学)。
現在,お茶の水女子大学教学IR・教育開発・学修支援センター講師

主な論文
「尊敬の教育的機能を探る―『自己ピグマリオン過程』の実証に向けて―」(東京大学大学院教育学研究科紀要,52,393-401. 2013)
「尊敬関連感情概念の構造―日本人大学生の場合―」(心理学研究,85,157-167. 2014)
「特性尊敬関連感情尺度(青年期後期用)の作成の試み」(心理学研究,86,566-576. 2016)
「尊敬関連感情の行為傾向―大学生の感情エピソードに着目した検討―」(心理学研究,87,122-132. 2016)

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