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ライト・アクティブラーニングのすすめ  新刊

ライト・アクティブラーニングのすすめ

現実に立脚し、教員・学生・職員・市民がそれぞれの目線から「肩の力を抜く」必要性を説く「もう一つのアクティブラーニング論」

著者 橋本 勝
ジャンル 教育・文学 > 教育学
教育・文学 > 高等教育
出版年月日 2017/12/31
ISBN 9784779511691
判型・ページ数 4-6・136ページ
定価 本体2,200円+税
 

目次

はじめに(プロローグ)

序章 ライト ・アクティブラーニングとは
 1 三浦先生へのお詫び  
 2 アクティブラーニングの定義?  
 3 デイープ・アクティブラーニングは必要か
 4 池上彰と林修はなぜ重宝されるのか 
 5 ライト・アクティブラーニングの考え方

Chapter 1  実例としての「橋本メソッド」
 1 「橋本メソッド」とは 
 2 普通の討議型授業と何が違うのか
 3 具体的な流れ  
 4 評価について  
 5 ライト・アクティブラーニングに向けて  

Chapter 2  やってみようアクティブラーニング
 1 はじめに 
 2 いろいろな「橋本メソッド」 
 3 「橋本メソッド」・イン・ザ・反転授業 
 4 やってます「橋本メソッド」 
 5 「橋本メソッド」の楽しみ方 

Chapter 3  看護学でもやれる「橋本メソッド」―精神看護学で学生の主体性をどう育むか
 1 はじめに
 2 精神看護学における科目概要と「橋本メソッド」 
 3 「橋本メソッド」の内容 
 4 「橋本メソッド」の手応えと課題  
 5 おわりに 

Chapter 4 「 学び」を発見し・はぐくみ・かたちにする―大学教育の未来
 1 はじめに 
 2 大学共創プロジェクトという礎
 3 山口大学版・学生参画型FD の経緯と成果 
 4 山口大学・大学教育再生加速プログラム(YU-AP)という風
 5 学生組織(YC.CAM)の成長と学生FD サミット
 6 大学教育の未来

Chapter 5  高校生に大学での学びの楽しさは伝わるか―高大接続の実践を通じてわかったこと
 1 はじめに 
 2 「高大接続」現場での気づき 
 3 進学ミスマッチという社会問題 
 4 高大接続の学習プログラム「WCV」で得た気づき 
 5 まとめ 

Chapter 6  経済学習から主権者教育へ―学力差を乗りこえるライト・アクティブラーニング
 1 はじめに:経済学と主権者教育  
 2 主権者教育とユニバーサルデザイン
 3 エンゲル係数の今:価値判断の基礎を育てる
 4 あなたが選ぶ電力とふるさと納税 
 5 チョコレートの裏側:「エシカル」に行動する 
 6 おわりに:「ベルリンの壁崩壊からメキシコとの壁へ」 

Chapter 7  大学教育における思考力の育成について考える
 1 はじめに:思考力の育成は負担か? 
 2 思考力育成に必要な環境 
 3 教師の語りから見えてくる学生の思考力の育成像 
 4 おわりに 

Chapter 8  学生がアクティブラーニング導入を望まない理由―学生がアクティブラーニングに対処する方法
 1 プロローグ
 2 はじめに 
 3 大学生から見た大学教育
 4 大学教育の破壊者  
 5 学生にとってのアクティブラーニング 
 6 講義ではなく,学生を変えるという発想 
 7 ライト・アクティブラーニングの強み  
 8 ライト・アクティブラーニング実践例  
 9 まとめ 
 10 おわりに 
 11 エピローグ 

結びに代えて(エピローグ)

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内容説明

深い学びを追求しなければ、主体的な学びとしての意味がない、というのは本当だろうか?
現実に立脚し、教員・学生・職員・市民がそれぞれの目線から「肩の力を抜く」必要性を説く「もう一つのアクティブラーニング論」


推薦文
高橋真義(桜美林大学名誉教授)
アクティブラーニングはメダカの学校なんだよ。学びの場の主役は学習者なんだよ。教員は授業のプロデューサー兼ファシリテーターなんだよ。目から鱗、ディープ・アクティブラーニングに悪戦苦闘されている皆さまの必読書です。 

小田隆治(山形大学教授)
本書は、「橋本メソッド」からライト・アクティブラーニングへと誘う。肩の力を抜いたアクティブラーニングの実践を、と主張しつつも、学生ヘの思いは決してライトではなく、ヘビーでディープなのだ。

編者によるメッセージ
昨今、大学教育界ではディープ・アクティブラーニングないしディープラーニングという主張が「定説」になりつつある。表面的な能動性・活動性に重きを置くのではなく、深い学びを追求しなければ、主体的な学びとしての意味がない、というその論旨は明快であり、一見、何の反論もできないようにも思われる。徹底した反転学習による予習の充実や細部まで立ち行ったルーブリック評価など、それが学びの充実に繋がることは間違いない。
 しかし、大学では、いわゆる目的学部を中心として、国家試験に合格するための知識・技能の習得を理由に、あるいは、段階的な学修カリキュラムを考慮した専門基礎的な科目の性格を理由に、アクティブラーニング導入に対する抵抗が根強い。一方、次期の学習指導要領では「アクティブラーニング」に相当する概念として「主体的・対話的で深い学び」が盛り込まれることになり、初等・中等教育界、特に中・高の先生たちに「総合的学習の時間」の導入時と似たような戸惑いが広がっている。かつての「はい回る社会科」論も頭をもたげているし、受験体制が変わらなければ大枠は変えようがない、と冷めた目で見ている人も少なくない。
 大学を就職予備校視し、「卒業さえできれば」「単位さえ取れれば」と考える学生が多い日本の大学事情をもっと直視すべきではなかろうか。そんな学生からすると「学びの深さ」を求められても迷惑な話である。確かに一時の充実感・達成感はあるかもしれないが、それだけなら、もっと手軽な方法がいくらでもある。本書は、現実に立脚し、教員・学生・職員・市民がそれぞれの目線から「肩の力を抜く」必要性を説く「もう一つのアクティブラーニング論」である。


執筆者紹介(* は編者)
橋本 勝*(はしもと まさる)
富山大学教育・学生支援機構教授, 教育推進センター副センター長

金西計英(かねにし かずひで)
徳島大学総合教育センター教授

戸田由美子(とだ ゆみこ)
愛知県立大学教授

林 透(はやし とおる)
山口大学大学教育機構
大学教育センター准教授

倉部史記(くらべ しき)
NPO 法人NEWVERY 理事

河原和之(かわはら かずゆき)
立命館大学ほか非常勤講師
元公立中学教諭

小林祐也(こばやし ゆうや)
島根大学教育・学生支援機構
教育推進センター講師

久保卓也(くぼ たくや)
岡山大学医学部3 年

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