ホーム > 背教者の肖像

背教者の肖像  新刊

ローマ皇帝ユリアヌスをめぐる言説の探究

背教者の肖像

厖大なユリアヌス関連文献解読を通して為される自己改訂の試み、その果てに浮かぶ「リベラル・アイロニスト」という生き方とは。

著者 添谷 育志
ジャンル 哲学・倫理 > 哲学
教育・文学 > 文学
出版年月日 2017/10/20
ISBN 9784779511868
判型・ページ数 4-6・336ページ
定価 本体3,000円+税
 

目次

第一章 ユリアヌスに誘われて
 1 ユリアヌスとの再会
 2 二〇世紀ギリシアへの旅
第二章 二〇世紀初頭の日本、そしてヨーロッパへの旅
 1 ユリアヌスってだれ?
 2 だれが『神々の死』を読んだのか?――メレシコーフスキイという謎
 3 反転する『死者の書』――あるいは『死者の書』は『生=性者の書』だった
 4 ロマン主義者、ユリアヌス?
 5 辻邦生『背教者ユリアヌス』とはなんだったのか?
第三章 歴史を生みだすユリアヌス
 1 歴史・物語・小説
 2 辻『背教者ユリアヌス』とヴィダル『ユリアヌス――ある小説』との比較
 3 ユリアヌス帝の遺産――ギボンという男、『ローマ帝国衰亡史』という書物、啓蒙という精神風土
おわりに 「ポスト真実」の時代におけるリベラル・アイロニスト

このページのトップへ

内容説明

モンテーニュ、ギボン、折口信夫……、厖大なユリアヌス関連文献解読を通して為される自己改訂の試み、その果てに「リベラル・アイロニスト」という生き方が浮き彫りとなる。書籍文化への尽きることのない賛歌。


●著者紹介
添谷育志(ソエヤヤスユキ)
1947年栃木県生まれ。東北大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。明治学院大学名誉教授。
著訳書:『近現代英国思想研究、およびその他のエッセイ』(風行社、2015年)、『現代保守思想の振幅――離脱と帰属の間』(新評論、1995年)M. イグナティエフ『火と灰――アマチュア政治家の成功と失敗』〔共訳〕(風行社、2015年)、M. オークショット『歴史について、およびその他のエッセイ』〔共訳〕(風行社、2013年)、M. イグナティエフ『許される悪はあるのか?――テロの時代の政治と倫理』〔共訳〕(風行社、2011年)、他。

このページのトップへ