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メディア文化論[第2版]  新刊

想像力の現在

メディア文化論[第2版]

多様な形態のメディアが発達を遂げた現在、私たちをとりまく文化はどう変容しているのか。身近なことから考える好評テキストの改訂版

著者 遠藤 英樹
松本 健太郎
江藤 茂博
ジャンル テキスト
社会・文化
社会・文化 > 社会学
社会・文化 > 文化研究
社会・文化 > アート・芸術
シリーズ 人文・社会 > メディアの未来
出版年月日 2017/08/17
ISBN 9784779511936
判型・ページ数 4-6・244ページ
定価 本体2,400円+税
 

目次

第I部 メディアと文化の関係性を問い直す
第1章 バックミラーのなかのメディア文化:テクノロジーの隠喩的理解をとらえなおす(松本健太郎)
1 はじめに  
2 バックミラーごしにみえる「今」  
3 メディア・テクノロジーの隠喩的理解①:フータモの「トポス概念」
4 メディア・テクノロジーの隠喩的理解②:タークルの「インタフェース・バリュー」
5 メディア・テクノロジーの隠喩的理解③:ユールの「カジュアル革命」
6 おわりに 

第2章 貨幣というメディア:その機能と両義性(山本泰三)
1 はじめに 
2 メディアとしての貨幣 
3 万物の商品化 あるいは資本という形式
4 「売り」と「買い」 
5 賃労働:商品世界で働くこと
6 金融化する世界
7 貨幣の両義性 

第3章 「移動(モビリティ)の時代」におけるメディア的想像力:
「オタク」の終焉,「リア充」の終焉(遠藤英樹)
1 はじめに 
2 移動(モビリティ)の時代
3 〈新たな現実〉を生成させる移動(モビリティ)
4 「移動(モビリティ)の時代」におけるメディア的想像力
5 おわりに:「オタク」の終焉,「リア充」の終焉

第4章 メディアとしての地図の変容:グーグルマップから考える地図の想像力のゆくえ(松岡慧祐)
1 はじめに:メディアとしての地図
2 地図が表象するもの
3 地図の個人化  
4 地図の断片化 
5 おわりに:デジタル地図の新たな権力と想像力


第II部 社会関係からみるメディア文化

第5章 パワースポットの想像力と変容:メディア・ツーリズム研究の可能性(山口 誠)
1 パワースポット化する神社?
2 ニューエイジ的パワースポット(1980年代~2001年)
3 スピリチュアル的パワースポット(2002年~2009年)
4 デトックス的パワースポット(2010年~現在)
5 おわりに:メディア・ツーリズムと社会的想像力

第6章 メディアが「地域」を創る時代:コミュニティFMが創造する場(寺岡伸悟)
1 はじめに
2 メディアに「作られる」地域イメージ
3 作られることを「活かす」地域イメージ
4 コミュニティFM:メディアを飼いならす
5 地域メディアが創造する場 
6 おわりに 

第7章 パブリック・スピーキングとメディア社会:
『アメリカの大学生が学んでいる「伝え方」の教科書』を起点に(小西卓三)
1 はじめに 
2 パブリック・スピーキング,プレゼン,伝え方 
3 パブリック(公共性)とスピーキング(語り)の変容,および現行のパブリック・スピーキング教育実践 
4 結びにかえて:メディア時代のパブリック・スピーキングに向けて

第8章 ネット時代の自助活動:精神疾患を患う人々を事例として(前田至剛)
1 はじめに
2 精神疾患患者にとっての自助活動とネット
3 個人化とネット時代の自助
4 おわりに 

第9章 写真における障害者の身体:
「最後の人々」から「ポジティヴ・エクスポージャー」へ(塙 幸枝)
1 はじめに
2 「最後の人々」としての障害者表象 
3 「ポジティブ・エクスポージャー」における障害者表象
4 障害者の身体をめぐる両義性 
5 おわりに


第III部 映像表象からみるメディア文化

第10章 クリエイター化するプレイヤー:「プレイヤー空間」から派生したゲーム実況動画を考察する(山﨑裕行)
1 はじめに 
2 ゲーム史のなかで「ゲーム実況」がもつ意味
3 クリエイター化するプレイヤー 
4 「物語生成」からみるゲーム実況
5 企業の関与:ゲーム実況動画をめぐる外的要因
6 おわりに

第11章 マンガの「政治的無意識」:身体性を伴う「移動(モビリティ)」の反転像(ネガフィルム)(遠藤英樹)
1 はじめに
2 マンガから社会を見る  
3 社会の反転像(ネガフィルム)としてのマンガ
4 マンガと移動(モビリティ)

第12章 共鳴する身体と音:喜劇映画の「笑い」を増幅する音響効果(大傍正規)
1 喜劇映画がもたらす「笑い」とは何か
2 さかさまの世界に付随する音 
3 喜劇映画とアヴァンギャルド映画の架橋 
4 身体と音の共鳴

第13章 メディアを横断する少女:『時をかける少女』のメディアミックス(江藤茂博)
1 映像の中で変容する少女の物語
2 SFと純愛が出会う「記憶」の物語
3 『伊豆の踊子』との比較 
4 世代交代:「二次創作系」作品群の登場

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内容説明

多様な形態のメディアが発達を遂げた現在、私たちをとりまく文化はどのように変容しているのか。身近なメディア文化を題材に、多角的に読解し、ディスカッションへと誘う好評テキストを大幅にアップデート。

執筆者紹介(執筆順,*は編者)
松本健太郎*(まつもと けんたろう)
二松學舍大学准教授
担当章:第1章

山本泰三(やまもと たいぞう)
四天王寺大学ほか非常勤講師
担当章:第2章

遠藤英樹*(えんどう ひでき)
立命館大学教授
担当章:第3章・第11章

松岡慧祐(まつおか けいすけ)
奈良県立大学講師
担当章:第4章

山口 誠(やまぐち まこと)
獨協大学教授
担当章:第5章

寺岡伸悟(てらおか しんご)
奈良女子大学教授
担当章:第6章

小西卓三(こにし たくぞう)
昭和女子大学准教授
担当章:第7章

前田至剛(まえだ のりたか)
流通科学大学准教授
担当章:第8章

塙 幸枝(ばん ゆきえ)
国際基督教大学大学院博士後期課程,日本学術振興会特別研究員,昭和女子大学
ほか非常勤講師
担当章:第9章

山﨑裕行(やまざき ひろゆき)
二松學舍大学大学院博士前期課程
担当章:第10章

大傍正規(だいぼう まさき)
東京国立近代美術館フィルムセンター主任研究員
担当章:第12章

江藤茂博*(えとう しげひろ)
二松學舎大学教授
担当章:第13章

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