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まちづくりからの小さな公共性  新刊

城下町村上の挑戦

まちづくりからの小さな公共性

城下町、新潟県村上を舞台として展開してきた文化資源化の多様なフェーズを取り上げ、解説する。

著者 矢野 敬一
ジャンル 社会・文化
社会・文化 > 文化研究
地理学・人類学
地理学・人類学 > 地理学
地理学・人類学 > 民俗学
出版年月日 2017/08/16
ISBN 9784779511998
判型・ページ数 4-6・246ページ
定価 本体2,600円+税
 

目次

序 論 観光・まちづくり・「小さな公共性」
一 問いとしての観光とまちづくり
二 文化資源化と「小さな公共性」
三 城下町村上のまちづくり

第一部 「城下町」への文化資源化
第一章 「村上名産サケ」の文化資源化
一 はじめに
二 サケ漁と不均衡な権力関係
三 サケをめぐる戦後の平準化とグローバル化 
四 サケの文化資源化と観光のまなざし
五 最後に

第二章 武家屋敷と「城下町村上」イメージの生成
一 はじめに
二 「城跡」と旧藩意識
三 武家屋敷の文化資源化
四 まちづくりと「城下町村上」イメージの生成
五 最後に

第三章 町屋と「場の審美性/経験の遊楽性」
一 はじめに
二 町屋の文化資源化とまちづくり
三 場の審美性/経験の遊楽性
四 観光のまなざしと旅の変容
五 最後に

第二部 まちづくりが宿す「小さな公共性」
第四章 商店街近代化と「小さな公共性」
一 はじめに
二 高度成長期以降の商店街近代化政策と村上のまちづくり
三 新たな商いの場へ
四 最後に

第五章 宵の竹灯籠まつりと小路が開く参加の場
一 はじめに
二 小路を「開く」
三 まつりの参加への回路
四 最後に

あとがき
参考・引用文献

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内容説明

開かれたつながりを生み出すまちづくりとは――
サケ、武家屋敷、町屋、商店街、祭り……城下町、新潟県村上を舞台として展開してきた文化資源化の多様なフェーズを取り上げ、解説する。

ボランタリー・アソシエーションとは、……人々が自らの意志にもとづいてボランタリー(自発的)に共通目的のために組織される、開かれたつながりのありようだ。それはまた、行政領域が担う公共性と対比される「小さな公共性」の具体的な展開として位置づけられる。本書がまちづくりを通して論じたいのは、こうした小さな公共性が文化資源化の過程によっていかに立ち上げられていくのか、という点だ。(「序論」より)

著者紹介
矢野敬一(やの けいいち)
1963年札幌市生まれ。
筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科退学
静岡大学教育学部教授、博士(文学)大阪大学
地域社会論、近現代文化史専攻
著書に『写真家・熊谷元一とメディアの時代―昭和の記録/記憶』(青弓社)、『慰霊・追悼・顕彰の近代』(吉川弘文館)、『「家庭の味」の戦後民俗誌―主婦と団欒の時代』(青弓社)など。

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