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外国人をつくりだす  新刊

戦後日本における「密航」と入国管理制度の運用

外国人をつくりだす

占領期、在日朝鮮人はいかにして「外国人」として登録され、入国管理の対象となったのか。詳細な聞き取りと資料から明らかにする。

著者 朴 沙羅
ジャンル 社会・文化 > 社会学
出版年月日 2017/07/30
ISBN 9784779511851
判型・ページ数 4-6・296ページ
定価 本体3,500円+税
 

目次

序章 在日朝鮮人と「密航」
     一 先行研究
     二 本書の視点
     三 調査方法
     四 本書の構成

第一章 過去の社会を記述する――オーラル・ヒストリーと社会学
     一 オーラルヒストリー研究と考証
     二 オーラルヒストリー再考
     三 読む・聞く・書く
     四 経験の条件

第二章 日本占領管理体制
     一 戦後体制のなかの日本占領
     二 占領軍とその実働
     三 地方における占領

第三章 帰還と送還――「密航」とその関連法令
     一 禁じられた移動
     二 二つの人口移動
     三 移動への対策
     四 想像上の国籍

第四章 「朝鮮人」を見分ける――「密航」における状況とカテゴリー
     一 「不法入国」の禁止
     二 「朝鮮不法入国者」の振る舞い
     三 状況・振る舞い・カテゴリー

第五章 「外国人」の登録――外国人登録証の交付と入手
     一 外国人登録証の交付と入手
     二 「具体的の問題」
     三 身元 identity の証明

終章 「表見的一致」の裏に
     一 やってくる人々とすでにいた人々
     二 「朝鮮人」の発見
     三 「外国人」の登録
     四 杜撰さの論理
     五 外国人としての朝鮮人


参考文献

資料
 1.外国人登録令に関する占領指令本文
 2.外国人登録令に関する日本側通達・閣議決定
 3.外国人登録令

謝辞

索引〔人名/事項〕

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内容説明

占領期、在日朝鮮人はいかにして「外国人」として登録され、入国管理の対象となったのか。戦後日本への非正規な移住の現場を中心に、詳細な聞き取り調査と資料から明らかにする。


●著者紹介
朴沙羅(ぱく・さら)
京都大学文学部を経て2013年京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。博士(文学・2013年)。立命館大学国際関係学部准教授を経て神戸大学国際文化学研究科講師。編著に『最強の社会調査入門』(ナカニシヤ出版、2016年)、訳書にポルテッリ『オーラルヒストリーとは何か』(水声社、2016年)。


■正誤表
出版にあたっては,誤字誤植等の無いよう細心の注意をはらっておりますが,以下の点においてミスが生じております。お手数をおかけいたしますが,修正していただけますようお願いいたします。

p.95、うしろから5行目
「一九四六年十月以後」→「一九四五年十月以後」

p.117、うしろから6行目
「Nさん」→「マレーさん」

p.173、8行目
「警察部長里は」→「警察部調査とは」

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