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幸せを求める力が育つ大学教育  新刊

幸せを求める力が育つ大学教育

自発的な学びを促し、卒業後に仕事で得る満足感を高めるための教育とは何か。現場で展開されてきた教育戦略と成果を取りまとめた労作

著者 後藤 文彦
出版年月日 2017/06/30
ISBN 9784779511776
判型・ページ数 4-6・136ページ
定価 本体2,500円+税
 

目次

第1章  本書を読むときのナビゲータ

第2章  「透過性調整力」の正体
1 何かをしようとするとき、心の中では会議が開かれている  
2 心の中の〈私〉が発言した内容は大きく三つに絞り込まれる  
3 心の仕組みがもっている五つの〈私〉
4 エゴグラム――心の中にいる五人の発言力を測定して可視化する
5 五人の〈私〉の発言力を入試偏差値別にみる  
6 心の中にはもう一人の〈私〉、ファシリテータがいる  
7 「透過性調整力」は五人の〈私〉の発言力を対等化する  

第3章  キャリア・ダイナミクスと教育戦略の成果
1 教育戦略の成果を明らかにした卒業生の仕事ぶり  
2 卒業生調査で、「透過性調整力」の効用が浮き彫りに  
3 「透過性調整力」はキャリア・ダイナミクスをしなやかに熟す  
4 大学は「透過性調整力」を育む最後の砦  
5 さらなる分析へ  

第4章  何が、どのように学びを深め、仕事の満足度を引き出すのか
1 卒業生調査の分析結果をふまえた二度目の調査  
2 「透過性調整力」の働き  
3 〈一貫性〉、〈持論〉、〈かかわる力〉がキャリア意識を高め、学びを深める
4 〈自己肯定感〉、〈持論〉が引き出す仕事の満足度

第5章  「透過性調整力」と新しいタイプの学び
1 「よく遊び、よく学ぶ」タイプの学生の日々  
2 「よく遊び、よく学ぶ」タイプの学生の入試偏差値別にみた意外な構成割合 
3 入試偏差値別にみた「透過性調整力」  
4 「よく遊び、よく学ぶ」学生の「透過性調整力」は強かった  
5 小説風「よく遊び、よく学ぶ」学生  
6 「透過性調整力」でみた登場人物  

第6章  大学は「透過性調整力」を育む最初で最後の砦
1 大学に入るまで、育つ機会の少なかった「透過性調整力」
2 あまりにも迎合的な教育現場  
3 短絡的すぎる現場の教育観  
4 迂回教育の勧め  
5 「透過性調整力」が高まる教育システムの事例  
6 再び、大学は「透過性調整力」を育む最後の砦  
7 レッテルだけの一人歩きは要注意 

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内容説明

自発的な学びを促し、卒業後に仕事で得る満足感を高めるための教育とは何か。現場で展開されてきた教育戦略とその成果を取りまとめた労作。


授業に遅れた学生も「おはよう。よく頑張りました」と温かく迎える。不本意入学、怠学……すべてをおおらかに受け入れ、励まし、学ぶ意欲に火をつけてきた。その背景をなす理論を説いた情熱の書。(読売新聞記者 松本美奈)

課題解決型授業では、解決に向けたスキルやマインドの理解が必要です。しかし、社会での一歩の踏み出しと結果に対しては、当事者意識と自己責任感が重要です。地図のない世界で自らの「幸せ」のコンパスを持ち、生きることを私はキャリア自律と呼びます。その力の育成を試み「授業30選」に選ばれた、後藤先生の教育論にエールを送ります。(慶應義塾大学名誉教授2014年度経済産業省「社会人基礎力を育成する授業30選」審査委員長花田光世)


著者紹介
後藤文彦(ごとう ふみひこ)
株式会社ヒューマン アクティベーション顧問。京都産業大学名誉教授。関西学院大学大学院商学研究科博士後期課程単位取得満期退学。関西学院大学博士(商学)。京都産業大学専任講師,助教授,教授を経て2011 年3 月定年退職。著書に『税務会計システム論―税務戦略行動の基礎・実証・体験』(中央経済社,1998 年)など。

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