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アクティブラーニング型授業としての反転授業[理論編]  新刊

アクティブラーニング型授業としての反転授業[理論編]

日本の大学で行われている反転授業の取組を調査し、アクティブラーニング型授業の発展型の一つとして位置づけるための理論を探る

著者 森 朋子
溝上 慎一
ジャンル 教育・文学 > 教育学
教育・文学 > 高等教育
出版年月日 2017/05/30
ISBN 9784779510885
判型・ページ数 A5・198ページ
定価 本体2,600円+税
 

目次

はじめに 
序 アクティブラーニング型授業としての反転授業(溝上慎一)
 1 反転授業とは
 2 学習と成長パラダイムを推進するアクティブラーニング
 3 アクティブラーニング型授業の一つとしての反転授業

第1部 反転授業がもたらした学びの環境

01 「わかったつもり」を「わかった」へ導く反転授業の学び(森 朋子)
 1 浮かび上がったアクティブラーニングの課題
 2 反転授業のデザイン
 3 反転授業の学びの構造 
 4 おわりに  

02  アクティブラーニングとしての反転授業における教育効果(1)(本田周二・三保紀裕)
 1 はじめに
 2 データからみる反転授業 
 3 考  察

03  アクティブラーニングとしての反転授業における教育効果(2)(三保紀裕・本田周二)
 1 はじめに
 2 反転授業で起きている学びのプロセスを捉える
 3 考  察  

第2部 反転授業を支える環境

04 反転授業を支える環境として教員支援を考える(岩﨑千晶)
 1 反転教育に関する教授支援の必要性
 2 反転授業に関する先行研究
 3 アンケート調査の方法
 4 アンケート調査と考察
 5 アンケート調査のまとめ

05  教師を支える:反転授業の教育環境支援(安部有紀子)
 1 はじめに:学生中心の授業づくりに向けた挑戦 
 2 アクティブラーニングにおける学習支援 
 3 日米の学習支援センターの発展から見る学習支援の変遷
 4 学び合いの中で成長する学生:学習コミュニティの構築
 5 学習支援で扱う学習技法の最新動向 
 6 反転授業における学習上の課題への学習支援からのアプローチ 
 7 おわりに

第3部 反転授業の個別の形

06 理工系科目における反転授業のデザインと効果(塙 雅典)
 1 はじめに
 2 知識習得型科目とアクティブラーニング
 3 反転授業とインストラクショナル・デザイン 
 4 反転授業用事前学習用講義動画の作成・配信環境
 5 山梨大学における反転授業の効果の一例 
 6 反転授業の限界 
 7 おわりに 

07 「ヒューマン・コンピュータ・インタラクション」における反転授業
:Moodleログデータからの学習活動の分析(平川正人)
 1 はじめに
 2 Moodle とログデータ
 3 対象授業の概要
 4 反転授業の方法
 5 反転授業の効果と課題
 6 ログデータに基づく分析
 7 更なる頂を目指して  
 8 おわりに

08  理系における反転授業:知識の修得と応用展開能力養成の試み(古澤修一)
 1 はじめに
 2 授業概要
 3 これまでの授業方法とその課題
 4 反転授業の方法  
 5 反転授業の実施結果 
 6 考  察
 7 課  題
 8 おわりにかえて:その後の展開

09  初等中等教育における反転授業(福本 徹)
 1 はじめに  
 2 なぜ,初等中等教育でも反転授業なのか 
 3 これからの学びについて 
 4 反転授業の設計 
 5 コンテンツとネットワークの接続形態  
 6 反転授業に関する評価 
 7 実践する上での課題  

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内容説明

「学生の受け身ではない,より能動的な学びを創り出したい」
「学生にもっと深い学びをしてもらいたい」
「理解はしても知識が定着しない学生の状況を何とか改善したい」

反転授業とは何か? 現在,日本の大学で導入が試みられている反転授業に関するさまざまな取組を具体的な調査を通してまとめ,アクティブラーニング型授業の新たな発展型の一つとして位置づけるために,その有効性を検討し合うなかから生成した理論編。研究者同士が学び合いながらメタ理論を生成していくその過程を共有する必携書。

●著者紹介
執筆者紹介(執筆順,編者は*)
森 朋子*(もり・ともこ)
関西大学教育推進部教授
執筆担当:まえがき,01

溝上慎一*(みぞかみ・しんいち)
京都大学教授,高等教育研究開発推進センター
教育アセスメント室長
執筆担当:序

本田周二(ほんだ・しゅうじ)
大妻女子大学人間関係学部講師
執筆担当:02,03

三保紀裕(みほ・のりひろ)
京都学園大学経済経営学部准教授
執筆担当:02,03

岩﨑千晶(いわさき・ちあき)
関西大学教育推進部准教授
執筆担当:04

安部有紀子(あべ・ゆきこ)
大阪大学全学教育推進機構准教授
執筆担当:05

塙 雅典(はなわ・まさのり)
山梨大学 教育国際化推進機構大学教育センターセンター長,同大大学院総合研究部工学域教授(工学部電気電子工学科 担当)
執筆担当:06

平川正人(ひらかわ・まさひと)
島根大学大学院総合理工学研究科教授
執筆担当:07

古澤修一(ふるさわ・しゅういち)
広島大学大学院生物圏科学研究科教授
執筆担当:08

福本 徹(ふくもと・とおる)
国立教育政策研究所総括研究官
執筆担当:09

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