教養教育の再生

教養教育の再生

教育答申や財界の意見等を批判的に読み解きながら教養教育の変容をふりかえり、何が欠落してきたか、あるべき姿とは何かを提言する

著者 林 哲介
ジャンル 教育・語学・文学  > 教育学
教育・語学・文学  > 高等教育
出版年月日 2017/02/28
書店発売日 2017/02/28
ISBN 9784779511400
判型・ページ数 4-6 ・ 162ページ
定価 2,640円(税込)

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大学の教養教育はどこへ向かうのか
教育答申や、財界の意見等を批判的に読み解きながら、教養教育の変容をふりかえり、そこに何が欠落してきたか、あるべき姿とは何かを提言する。


●著者紹介
林 哲介(はやし・てつすけ)
略 歴
1942 年生まれ。
京都大学理学部卒業。
京都大学教養部教授,同総合人間学部長,同高等教育研究開発推進センター長,同副学長,星城大学学長,京都工芸繊維大学副学長,京都三大学教養教育研究・推進機構特任教授を歴任。
京都大学名誉教授。

はじめに  
第1章 戦後大学の「一般教育」
第1節 「一般教育」の誕生  
第2節 大学の「大衆化」  
第3節 教育政策の変化  
第4節 大学設置基準の「大綱化」
  
第2章 「教養教育」の混乱と模索
第1節 一九九五年という曲り角  
第2節 危機を叫ぶ教育答申  
第3節 新自由主義の教育観  
第4節 大学教育の現場における混乱と模索 

第3章 何かが足りない
第1節 欠落するものは何か
第2節 「教養主義」の系譜 
第3節 大衆化への道筋は?  

第4章 現代の学生たち
第1節 文化変動と青年・学生  
第2節 若者の「個人化」  
第3節 「社会化」という課題  

第5章 「市民性」について
第1節 学術会議の提言  
第2節 民主主義の理解  
第3節 アレントとデモクラシー  
第4節 民主主義の危機 

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