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ライブパフォーマンスと地域  新刊

伝統・芸術・大衆文化

ライブパフォーマンスと地域

神楽、演劇、音楽、大道芸、芸術祭……様々な文化実践とその実践場所との関係を「真正性」などのキーワードに注目しながら論じる

著者 神谷 浩夫 編著
山本 健太 編著
和田 崇 編著
シリーズ 人文・社会 > シリーズ・21世紀の地域
出版年月日 2017/01/20
ISBN 9784779511288
判型・ページ数 A5・224ページ
定価 本体2,600円+税
 

目次

はしがき
  
第1章  ライブパフォーマンスと地理・空間(神谷浩夫・山本健太)
1 はじめに  
2 ライブパフォーマンスとはなにか
3 本書の視座  
4 本書の構成  

第Ⅰ部 場所を売るパフォーマンス

第2章  ひろしま神楽の商品化・観光化(和田 崇)
1 神楽の系譜と特徴  
2 商品化・観光化の動き  
3 行政等の対応と観客の期待
4 神楽団の対応とジレンマ 
5 誰のために舞うのか  

第3章  地方に活動拠点をおくプロ芸能集団の存立基盤:佐渡「鼓童」の事例(山本健太・神谷浩夫)
1 太鼓演奏の担い手と資本主義市場
2 鼓童の誕生と発展  
3 鼓童の芸能と奏者の再生産
4 公演地の特徴と観者の情報源  
5 地方でプロ活動を続けるためには

第4章  都市的フェイクロアとしてのエイサーの意義(山田晴通)
1 「エイサー」とは何か  
2 沖縄市とエイサーの表象 
3 都市的フェイクロアとしてのエイサー
4 沖縄市にとってのエイサー  

第5章  アートプロジェクトと地域づくり(松本文子)
1 アートと地域づくりの関係 
2 現代アートを活用した地域づくり 
3 演劇を活用した地域づくり 
4 アートプロジェクトの地域づくり効果 

第Ⅱ部 パフォーマンスを売る場所

第6章  音楽的星座:徘徊し,集うミュージシャンとオーディエンス(成瀬 厚)
1 空間的行動データを学術的議論に位置づける
2 都市に浮かぶ星としてのライブ施設 
3 サポート・ミュージシャンの移動労働 
4 緩やかに集うオーディエンス  
5 都市使用者の行方

第7章  東京の小劇場演劇:生産者のネットワークと消費者の行動(山本健太)
1 演劇と東京 
2 公演地の時空間分布
3 スタッフはどうして東京で活動しているのか?
4 東京の観劇者はどんな人たちか?  
5 東京で演劇を支えるネットワーク  

第8章  広島の小劇場演劇:支援者と生産者と消費者の関係(市原真優・山本健太・和田 崇)
1 演劇と地方
2 広島の小劇場演劇
3 スタッフはどうして広島で活動しているのか?
4 広島の観劇者はどんな人たちか?
5 地方都市で小劇場演劇は成り立つか? 

第9章  東京都のヘブンアーティスト事業からみるストリートのイベント化(山口 晋)
1 大道芸ライセンス制としてのヘブンアーティスト事業
2 都議会議事録にみるヘブンアーティスト
3 ヘブンアーティストによる賑わいの創出
4 東京から派遣されるヘブンアーティスト
5 公共空間としてのストリートとそのイベント化

第Ⅲ部 グローバル化とパフォーマンス

第10章  フィリピン系移民のエスニック・パフォーマンスとその空間(阿部亮吾)
1 移民のエスニック・パフォーマンスとホスト社会 
2 日本におけるフィリピン系移民社会の特徴 
3 エスニック・パフォーマンスの質と空間の変容
4 「公的空間」におけるエスニック・パフォーマンス 
5 エスニック・パフォーマンスの未来

第11章  北米ベイエリアの太鼓(神谷浩夫)
1 アメリカにおける和太鼓の普及過程と本章の視点
2 ベイエリアの和太鼓パフォーマンスの現在
3 北米の太鼓と日本の太鼓との接触,そして発展
4 北米の太鼓のゆくえ 

第12章  都市の祭りと政治・行政:韓国ソウル市のHi! Seoul Festival を事例に(徐 載勝)
1 地域ブランド創出のための都市の祭り 
2 韓国における芸術文化の地域振興への活用
3 ソウル市の観光政策とHSF
4 HSF の都市空間「利用」
5 イベント会場の政治的影響と実際の訪問客による評価
6 都市の祭りの今後の課題

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内容説明

さまざまなライブパフォーマンスは地域とどのように関係し、あるいは地域を越えて、どのように実践されるのか。

神楽、太鼓演奏、演劇、ライブ音楽、大道芸、芸術祭……「場所を売るパフォーマンス」「パフォーマンスを売る場所」「グローバル化とパフォーマンス」にまつわる多様な事例から様々な文化実践とその実践場所との関係を「真正性」「多様性」などのキーワードに注目しながら論じる。


●執筆者紹介(* は編者,執筆順)

神谷浩夫*(かみや ひろお)
金沢大学地域創造学類教授
担当:はしがき,第1章,第3章,第11章

山本健太*(やまもと けんた)
國學院大學経済学部准教授
担当:はしがき,第1章,第3章,第7章,第8章

和田 崇*(わだ たかし)
県立広島大学経営情報学部准教授
担当: はしがき,第2章,第8章

山田晴通(やまだ はるみち)
東京経済大学コミュニケーション学部教授
担当:第4章

松本文子(まつもと あやこ)
神戸大学先端融合研究環助教
担当:第5章

成瀬 厚(なるせ あつし)
東京経済大学非常勤講師
担当:第6章

市原真優(いちはら まゆ)
元県立広島大学生
担当:第8章

山口 晋(やまぐち すすむ)
目白大学社会学部専任講師
担当:第9章

阿部亮吾(あべ りょうご)
愛知教育大学教育学部准教授
担当:第10章

徐 載勝(そ じぇすん)
(株)総合科学研究院院長
担当:第12章

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