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情報体の哲学  新刊

デカルトの心身論と現代の情報社会論

情報体の哲学

デカルトの二元論を元に、〈情報〉を補完した新概念――〈情報体〉を駆使し、情報社会の構造、さらにはそこにあるべき倫理に迫る。

著者 曽我 千亜紀
ジャンル 哲学・倫理 > 哲学
出版年月日 2017/01/20
ISBN 9784779511042
判型・ページ数 A5・336ページ
定価 本体5,000円+税
 

目次

デカルト流の二元論を基礎に、〈情報〉を補完した新概念――〈情報体〉を駆使し、現代の情報社会の構造、さらにはそこにあるべき倫理に迫る大いなる挑戦の書。


●著者紹介
曽我千亜紀(そが・ちあき)
1996年 名古屋大学文学部哲学科卒業。
1998年 名古屋大学人間情報学研究科博士前期課程修了。
2001年 カン大学文学部哲学科D.E.A.課程修了。
2004年 名古屋大学人間情報学研究科博士後期課程単位取得満期退学。

現在 大阪産業大学人間環境学部准教授(専攻/哲学・倫理学)。D.E.A.(哲学)(カン大学)。博士(情報科学)(名古屋大学)。
著作 『よくわかる社会情報学』〔共著〕(ミネルヴァ書房,2015年), ピエール・レヴィ『ポストメディア人類学に向けて―集合的知性』〔共訳〕(水声社, 2015年), 『デカルト全書簡集?第3巻? 1638-1639』〔共訳〕(知泉書館, 2015年), ピエール・レヴィ『ヴァーチャルとは何か?』〔共訳〕(昭和堂, 2006年), 他。

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内容説明

序 
第Ⅰ部 区別と合一の両立――二元論再考――
 第一章 多層的二元論
  1 二元論の問題
  2 デカルトの歩み
  3 身体の能動性
 第二章 因果律の二つの様相
  1 因果律批判
  2 予測と創造
  3 暗黙知とブリコラージュ
  4 情報体のネットワーク
第Ⅱ部 知とは何か
 第三章 知あるいは情報をめぐる二元論
  1 知とデータベース
  2 知が属する者としての主体
  3 人間と知の一体化――情報体の一つの形――
 第四章 「私」とは何か
  1 堅固な主体のアイデンティティ 
  2 発見の順序と機能の順序
  3 主体の復権
第Ⅲ部 ハイパーテクスト
 第五章 情報のリアリティ
  1 事物を目指す運動――可能(ポシブル)とリアルの領域――
  2 シミュラークルの世界――世界は自己完結しているのか――
  3 第三の道――情報のリアリティの新たな指標――
  4 情報のリアリティはどこから生まれるのか
 第六章 レクチュールとエクリチュール
  1 開かれたテクストの問題
  2 ハイパーテクスト
  3 編集の積極的可能性
  4 テクストの起源
  5 惰性的レクチュール――私たちは自由か?――
  6 能動的レクチュールのために
第Ⅳ部 社会的連繋
 第七章 相互的修習
  1 脱領土的コミュニケーション
  2 これまでの情報倫理学
  3 サイバースペースの特徴
  4 匿名性としての他者
  5 相互的修習という態度
  6 リアルタイムの倫理
  7 ポリフォニックなサイバースペース
 第八章 情報体から集合的知性へ
  1 コミュニティ・ソリューション
  2 多文化主義
  3 ポリフォニックな集合的知性

 結び

  あとがき
  参考文献一覧
  事項索引
  人名索引
 

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