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パネルデータの調査と分析・入門  新刊

パネルデータの調査と分析・入門

パネルデータの特性に鑑みて、調査方法からデータハンドリング、 そして分析までをカバーしたはじめての包括的な入門書。

著者 筒井 淳也
水落 正明
保田 時男
ジャンル 社会・文化 > 社会学
社会・文化 > 数理社会
数理・統計学
出版年月日 2016/11/30
ISBN 9784779510977
判型・ページ数 B5・152ページ
定価 本体2,800円+税
 

目次

はじめに
第Ⅰ部 チュートリアル
01 パネル調査の現状 田中慶子
1 なぜ,パネル調査なのか?
2 パネル調査(データ)時代の到来
3 日本のパネル調査(パネルデータ)
4 パネル調査(パネルデータ)のこれから

02 パネル調査法 保田時男
1 パネル調査の設計・実施方法への着目
2 実査前の準備
3 実査以降  
4 ま と め  

03 回帰分析 筒井淳也
1 回帰分析の考え方:誤差とバイアス
2 回帰分析のしくみ 
3 回帰分析の分析例 
4 回帰分析の限界 

04 パネルデータ分析法・基礎編 筒井淳也
1 調査観察とデータの構造 
2 パネル調査の特徴とパネルデータの形式
3 変数のタイプ分けと基本的分析方針
4 パネルデータの記述方法

05 パネルデータ分析法・応用編 水落正明
1 パネルデータの利点を生かした推定モデル
2 分析手順  
3 分析の実際
4 おわりに 

06 パネルデータにおけるサンプル脱落への対処 三輪 哲
1 サンプル脱落で困ることは何か  
2 未回答による欠測の諸問題 
3 欠測による偏りへの対処法 
4 ウェイトによる補正方法  
5 おわりに 

第Ⅱ部 分析例
07 有配偶男性の家事実施頻度の変化 内田哲郎
1 はじめに  
2 各時点における有配偶男性の家事実施頻度 
3 Wave1 とWave5 の2時点間における家事実施頻度増加者の割合 
4 出生コーホート別にみた家事実施頻度の変化 
5 まとめと考察

08 親の子どもに対する関わり方の経時的変化と規定要因  苫米地なつ帆・三輪 哲
1 はじめに  
2 子どもに対する関わりについての先行研究と再検討されるべき焦点 
3 データと変数 
4 分析戦略 
5 分析結果 
6 子どもの成長と親子の関わり:パネルデータからみえる姿 

09 定年による家事分担の変化 竹内麻貴
1 問題設定:生計維持分担への着目  
2 先行研究 
3 データと分析方法 
4 推定結果 
5 ま と め 

10 ライフイベントが性役割態度に与える影響 多賀 太・筒井淳也
1 問題の所在 
2 データと分析方法 
3 分析結果 
4 考察と課題 

11 定年退職が精神的健康に与える影響 水落正明
1 問題意識  
2 データ  
3 負の二項回帰モデルによる推定
4 ま と め
 
12 女性就業を規定する社会経済的要因および家族要因 乾 順子
1 はじめに  
2 先行研究  
3 使用するデータ 
4 分析結果 
5 ま と め 

13 親へのサポートと就労状況の関連 西野勇人
1 はじめに 
2 先行研究とこれまでのデータ分析
3 データと変数
4 分析結果
5 おわりに

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内容説明

パネルデータの特性に鑑みて、調査方法からデータハンドリング、
そして分析までをカバー。社会調査から学ぶ学生、大学院生、さらに
パネル調査に興味がある研究者にも手に取ってもらいたい包括的な入門書。

 

執筆者紹介(*編者)
田中 慶子(たなか けいこ)第1章
公益財団法人家計経済研究所次席研究員
最終学歴:東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得満期退学
主要業績:「中期親子関係の良好度」(稲葉昭英ほか編『日本の家族1999‒2009』,共著,東京大学出版会,2016 年),「日本のパネル調査」(『季刊家計経済研究』100 号,2013 年)

保田 時男*(やすだ ときお)第2章
関西大学社会学部教授
最終学歴:大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程単位取得退学,修士(人間科学)
主要業績:『日本の家族1999‒2009:全国家族調査[NFRJ]による計量社会学』(共編,東京大学出版会,2016 年,),「パネルデータの収集と管理をめぐる方法論的な課題」(『理論と方法』27(1),2012 年)

筒井 淳也*(つつい じゅんや)第3章,第4章,第10 章(共同執筆)
立命館大学産業社会学部教授
最終学歴:一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程満期退学,博士(社会学)
主要業績:『仕事と家族』(中公新書,2015 年),『結婚と家族のこれから』(光文社新書,2016 年)

水落 正明*(みずおち まさあき)第5章,第11 章
南山大学総合政策学部教授
最終学歴:東北大学大学院経済学研究科博士後期課程修了,博士(経済学)
主要業績:「周囲からのサポートが受診抑制に与える影響—三重県津市白山地域の調査データを用いて—」(『医療と社会』25(4),2016 年),「ファミリー・フレンドリーな職場の未婚者」(『季刊家計経済研究』110,2016 年)

三輪  哲(みわ さとし)第6章,第8章(共同執筆)
東京大学社会科学研究所准教授
最終学歴:東北大学大学院文学研究科博士後期課程修了,博士(文学)
主要業績:『日本の社会階層とそのメカニズム』(共編著,白桃書房,2011 年),『SPSS による応用多変量解析』(共編著,オーム社,2014 年)

内田 哲郎(うちだ てつろう)第7章
合同会社くらしのつくり方研究所代表
最終学歴:東京学芸大学大学院教育学研究科修士課程修了,修士(教育学)
主要業績:「家事を分担する夫たち—家事及び性役割に対する意識—」(『家族研究年報』No. 19,家族問題研究会,1994 年),「家族役割の何が阻害されることが問題か— Work-Family Conflict を規定する家族役割の男女間の相違—」(『第3回家族についての全国調査第2次報告書 第1巻』,日本家族社会学会全国家族調査委員会,2011 年)

苫米地なつ帆(とまべち なつほ)第8章(共同執筆)
東京大学社会科学研究所助教
最終学歴:東北大学大学院教育学研究科博士後期課程修了,博士(教育学)
主要業績:「教育達成における性別間格差—家族環境ときょうだい構成が与える影響—」(『社会学研究』第95 号,2015 年)

竹内 麻貴(たけうち まき)第9章
中京大学社会学部非常勤講師
最終学歴:立命館大学大学院社会学研究科博士課程後期課程修了,博士(社会学)
主要業績:“Combining Egalitarian Working Lives with Traditional Attitudes: Gender Role Attitudes in Taiwan, Japan, and Korea”(共著,International Journal of Japanese Sociology,25(1), 100‒116, 2016),「女性労働力参加の動態的理論枠組みに向けて:台湾を事例として」(『立命館大学産業社会論集』51(2),₇3‒92,2016)

多賀  太(たが ふとし)第10 章(共同執筆)
関西大学文学部教授
最終学歴:九州大学大学院教育学研究科博士後期課程満期退学,博士(教育学)
主要業績:『男子問題の時代?』(学文社,2016 年),『揺らぐサラリーマン生活』(編著,ミネルヴァ書房,2011 年)

乾  順子(いぬい じゅんこ)第12 章
大阪経済法科大学法学部助教
最終学歴:大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了,博士(人間科学)
主要業績:「既婚女性からみた夫婦の家事分担—家事分担の平等化過程における規定構造の変化」(『ソシオロジ』59(2),2014 年),「高齢期の夫婦の家事分担」(『季刊家計経済研究』105,2015 年)

西野 勇人(にしの はやと)第13 章
立命館大学大学院社会学研究科博士課程後期課程
日本学術振興会特別研究員(DC2)
最終学歴:立命館大学社会学研究科博士課程前期課程,修士(社会学)
主要業績:「介護の公私ミックス」松田亮三・鎮目真人編『社会保障の公私ミックス再論—多様化する私的領域の役割と可能性』第4章(ミネルヴァ書房,2016 年)

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正誤表

出版にあたっては,誤字誤植等の無いよう細心の注意をはらっておりますが,以下の点においてミスが生じております。お手数をおかけいたしますが,修正していただけますようお願いいたします。

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