いのちの生成とケアリング
ケアのケアを考える
呼吸、摂食、排泄、睡眠といった生命活動は、幾重もの豊かな意味を秘めている。人間にとって健康とは、病気とは、何を意味するのか。一つ一つ丁寧に問い直し、ケアの困難にどのように立ち向かったらよいか、考える。
●著者紹介
丹木博一(たんぎ ひろかず)
上智大学短期大学部英語科教授
上智大学大学院哲学研究科哲学専攻博士後期課程単位取得満期退学(1991年)
主著に,『こころに寄り添う手術看護』(共著,医歯薬出版,2014),『ヒューマンケアと看護学』(共著,ナカニシヤ出版,2013),『ニヒリズムとの対話』(共著,晃洋書房,2005),『フッサールを学ぶ人のために』(共著,世界思想社,2000)など。
第一部 いのちの形成と変容
第一章 生命活動の人間学
一 呼 吸
二 摂 食
三 排 泄
四 睡 眠
第二章 病いと健康の意味論
一 病 い
二 健 康
第二部 ケアリング―セルフケアのケア
第三章 セルフケアの現象学
一 痛 み
二 不安―手術患者の場合
三 悲しみ―大切な人を亡くしたとき
第四章 ケアをめぐる主体形成の倫理学
一 インフォームド・コンセントと擁護―ケアされる主体の形成
二 傷つきやすさ―ケアする主体の生成
三 ケアの相互性―ケアの条件
四 ケアリング―ケアのケア
第一章 生命活動の人間学
一 呼 吸
二 摂 食
三 排 泄
四 睡 眠
第二章 病いと健康の意味論
一 病 い
二 健 康
第二部 ケアリング―セルフケアのケア
第三章 セルフケアの現象学
一 痛 み
二 不安―手術患者の場合
三 悲しみ―大切な人を亡くしたとき
第四章 ケアをめぐる主体形成の倫理学
一 インフォームド・コンセントと擁護―ケアされる主体の形成
二 傷つきやすさ―ケアする主体の生成
三 ケアの相互性―ケアの条件
四 ケアリング―ケアのケア
関連書籍
-
定価 3,300円(税込)