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マルセル・デュシャンとアメリカ  新刊

戦後アメリカ美術の進展とデュシャン受容の変遷

マルセル・デュシャンとアメリカ

戦後アメリカ、新芸術の旗手たちはデュシャン/レディメイドに何を見、何を望んだか? 彼らの言説から導く新たなデュシャン論。

著者 平芳 幸浩
ジャンル 社会・文化 > アート・芸術
出版年月日 2016/07/20
ISBN 9784779510632
判型・ページ数 4-6・324ページ
定価 本体3,400円+税
 

目次

第1章 はじめに

第2章 記述するデュシャン/記述されるデュシャン
     ――一九三〇‐四〇年代を中心に――

 1 デュシャンを取り巻く状況
 2 キュビストとしてのデュシャン
 3 シュルレアリスムとデュシャン
 4 記述するデュシャン――ソシエテ・アノニムを中心に
 5 ウエスタン・ラウンド・テーブルでのデュシャン

第3章 画家であること、ダダであること
     ――ジョーンズ、ラウシェンバーグとデュシャン――

 1 ネオ・ダダとデュシャン
 2 ダダとしてのデュシャン、画家としてのデュシャン
 3 ネオ・ダダと絵画
 4 物体としての絵画、絵画としてのレディメイド

第4章 芸術とマルチプリシティ、マルチ・プルアウトとしての芸術

 1 フルクサスと「芸術」
 2 イベントと身体
 3 マルチ・プルアウトとしてのマルチプル
 4 開示の場としての身体

第5章 ポップ・アートとレディメイド
     ――vulgarityの表象を巡って――

 1 ポップ・アートと批判言語
 2 ポップ・アートとアメリカ
 3 ポップ・アートとコンテクスト
 4 ポップ・アートと匿名性

第6章 コスースの位置、グリンバーグの位置

 1 コンセプチュアル・アートとフォーマリズム
 2 反フォーマリストとしてのコスース
 3 フォーマリストとしてのコスース
 4 視覚性のアポリア

第7章 与えられたとせよ 1.芸術作品 2.マルセル・デュシャン

 1 身振りが与えられたとせよ
 2 「芸術作品」が与えられたとせよ
 3 「マルセル・デュシャン」が与えられたとせよ
 4 「芸術」が与えられたとせよ

第8章 結びに

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内容説明

戦後のアメリカ、新芸術の旗手たちはデュシャン/レディメイドへの評価を通し、「芸術」とは何かを問い直した。ネオ・ダダ、フルクサス、ポップ・アート等々、それぞれの視線/言説の先にデュシャンを捉える。


●著者紹介
平芳幸浩(ひろよし・ゆきひろ)
1967年 大阪府に生まれる。
1990年 京都大学文学部卒業。
2000年 同大学院文学研究科博士課程単位認定退学。以後、2008年まで国立国際美術館学芸課に勤務。
2004年 博士(文学)(京都大学)取得。
現在  京都工芸繊維大学美術工芸資料館准教授。
著作  『西洋近代の都市と芸術3 パリⅡ 近代の超克』〔共著〕(天野知香編,竹林舎,2015年),Wort-Bild-Assimilationen:Japan und die Moderne〔共著〕Simone Muller,Ito Toru and Robin Rehm (eds.),Gebr. Mann,2016,「東野芳明のデュシャン/中原佑介のデュシャン」(『美術史』第180冊,美術史学会,2016年),他。

#2016

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