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概念分析の社会学2  新刊

実践の社会的論理

概念分析の社会学2

そこで何が行なわれているのか、それは如何にして可能なのか。社会生活における、多種多様な実践を編みあげる方法=概念を分析。

著者 酒井 泰斗
浦野 茂
前田 泰樹
中村 和生
小宮 友根
ジャンル テキスト
社会・文化 > 社会学
社会・文化 > 文化研究
出版年月日 2016/04/30
ISBN 9784779510144
判型・ページ数 A5・326ページ
定価 本体3,200円+税
 

目次

はじめに………………………………………………………………………………浦野 茂

ナビゲーション1……………………………………………………………………前田泰樹

第1章 「神経多様性」の戦術
     ――自伝における脳と神経――
■浦野 茂

第2章 新しい分類のもとでの連帯
     ――遺伝学的シティズンシップと患者会の活動――
■前田泰樹

第3章 性同一性障害として生きる
     ――「病気」から生き方へ――
■鶴田幸恵

第4章 触法精神障害者と保安処分の対象
■喜多加実代

ナビゲーション2……………………………………………………………………中村和生

第5章 彼女たちの「社会的なものthe social」
     ――世紀転換期アメリカにおけるソーシャルワークの専門職化――
■北田暁大

第6章 生殖補助医療を標準化する
■石井幸夫

第7章 〈誤った生命〉とは誰の生命か
     ――ロングフル・ライフ訴訟の定義から見えるもの――
■加藤秀一

第8章 素朴心理学からDoing sociologyへ
     ――記述の下での理解と動機のレリヴァンス――
■中村和生・森一平・五十嵐素子

ナビゲーション3……………………………………………………………………前田泰樹

第9章 「教示」と結びついた「学習の達成」
     ――行為の基準の視点から――
■五十嵐素子

第10章 授業の秩序化実践と「学級」の概念
■森 一平

第11章 裁判員の知識管理実践についての覚え書き
■小宮友根

ナビゲーション4……………………………………………………………………小宮友根

第12章 想定された行為者
     ――プラン設計におけるユーザー概念使用の分析――
■秋谷直矩

第13章 柔道家たちの予期を可能にするもの      
■海老田大五朗

第14章 観光における「見ること」の組織化
■酒井信一郎

おわりに………………………………………………………………………………酒井泰斗

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内容説明

そこで何が行なわれているのか、それは如何にして可能なのか。社会生活における、多種多様な実践を編みあげる方法=概念を分析。より多様な対象の分析を、より多様な手段をもって行なう、エスノメソドロジー実践の書、第二弾!

 

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●著者紹介(執筆順,*印は編者)
*浦野 茂(うらの・しげる)
慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。博士(社会学)。社会学専攻。三重県立看護大学教授。
『概念分析の社会学――社会的経験と人間の科学』〔共編著〕(ナカニシヤ出版,2009年),「発達障害者のアイデンティティ」(『社会学評論』64(3), 2013年),「言いっぱなし聞きっぱなし――自閉スペクトラム症当事者による当事者研究における物語り」〔共著〕(『ナラティブとケア』第6号, 2015年),他。
〔担当〕 はじめに,第1章

*前田泰樹(まえだ・ひろき)
一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(社会学)。社会学専攻。東海大学教授。
『心の文法――医療実践の社会学』(新曜社,2008年),『概念分析の社会学――社会的経験と人間の科学』〔共編著〕(ナカニシヤ出版,2009年),『ワードマップ エスノメソドロジー──人びとの実践から学ぶ』〔共編著〕(新曜社,2007年),他。
〔担当〕 ナビゲーション1,第2章,ナビゲーション3

鶴田幸恵(つるた・さちえ)
東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程修了。博士(社会学)。社会学専攻。千葉大学文学部准教授。
『性同一性障害のエスノグラフィ――性現象の社会学』(ハーベスト社,2009年),『〈当事者〉をめぐる社会学――調査での出会いを通して』〔共著〕(北大路書房, 2010年),『触発するゴフマン』〔共著〕(新曜社, 2015年), 他。
〔担当〕 第3章

喜多加実代(きた・かみよ)
お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士課程単位取得退学。社会学専攻。福岡教育大学教授。
『概念分析の社会学――社会的経験と人間の科学』〔共著〕(ナカニシヤ出版,2009年),『公正な社会とは――教育,ジェンダー,エスニシティの視点から』〔共著〕(人文書院,2012年),「語る/語ることができない当事者と言説における主体の位置――スピヴァクのフーコー批判再考」(『現代社会学理論研究』第3号,2009年),他。
〔担当〕 第4章

*中村和生(なかむら・かずお)
明治学院大学大学院社会学・社会福祉学研究科社会学専攻博士後期課程単位取得退学。博士(社会学)。社会学専攻。青森大学准教授。
『ポスト分析的エスノメソドロジーの展望と展開』(博士論文,2015年),「「心の理論」と社会的場面の理解可能性」〔共著〕(『年報社会学論集』第26号,2013年),『概念分析の社会学――社会的経験と人間の科学』〔共編著〕(ナカニシヤ出版,2009年),他。
〔担当〕 ナビゲーション2,第8章(共著)

北田暁大(きただ・あきひろ)
東京大学人文社会系研究科博士課程退学。博士(社会情報学)。東京大学情報学環教授。
『広告の誕生』(岩波書店,2000年),『責任と正義』(勁草書房,2003年),『〈意味〉への抗い』(せりか書房,2004年),他。
〔担当〕 第5章

石井幸夫(いしい・ゆきお)
早稲田大学大学院文学研究科社会学専攻博士課程単位取得退学。社会学専攻。早稲田大学他非常勤講師。
『方法としての構築主義』〔共著〕(勁草書房,2013年),『概念分析の社会学――社会的経験と人間の科学』〔共著〕(ナカニシヤ出版,2009年),『市民社会と批判的公共性』〔共著〕(文眞堂,2003年),他。
〔担当〕 第6章

加藤秀一(かとう・しゅういち)
東京大学大学院社会学研究科Aコース単位取得退学。社会学専攻。明治学院大学教授。
『〈個〉からはじめる生命論』(NHK出版,2007年),『〈恋愛結婚〉は何をもたらしたか――優生学と性道徳の百年間』(ちくま新書,2004年),『生――生存・生き方・生命(自由への問い8)』〔編著〕(岩波書店,2010年),他。
〔担当〕 第7章

森 一平(もり・いっぺい)
東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。教育社会学専攻。帝京大学講師。
『ダルクの日々――薬物依存者たちの生活と人生(ライフ)』〔共編著〕(知玄社,2013年),「相互行為のなかの「知っている」ということ――社会化論が無視してきたもの」(『教育社会学研究』第89集,2011年),「授業会話における発言順番の配分と取得――「一斉発話」と「挙手」を含んだ会話の検討」(『教育社会学研究』第94集,2014年),他。
〔担当〕 第8章(共著),第10章

五十嵐素子(いがらし・もとこ)
一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。博士(社会学)。社会学専攻。北海学園大学准教授。
『ワークプレイス・スタディーズ――働くことのエスノメソドロジー』〔共編著〕(ハーベスト社,近刊),「保育実践における子どもの感情経験の取り扱い――エスノメソドロジーの視点から」(『子ども社会研究』第17号,2011年),「「相互行為と場面」再考――授業の社会学的考察に向けて」(『年報社会学論集』第17号,2004年),他。
〔担当〕 第8章(共著),第9章

*小宮友根(こみや・ともね)
東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程修了。博士(社会学)。社会学専攻。東北学院大学准教授。
『実践の中のジェンダー』(新曜社,2011年),「評議における裁判員の意見表明――順番交代上の「位置」に注目して」(『法社会学』77,2012年),「裁判員は何者として意見を述べるか――評議における参加者のアイデンティティと「国民の健全な常識」」(『法社会学』79,2013年),他。
〔担当〕 第11章,ナビゲーション4

秋谷直矩(あきや・なおのり)
埼玉大学大学院理工学研究科理工学専攻博士後期課程修了。博士(学術)。社会学専攻。山口大学助教。
『ワークプレイス・スタディーズ――働くことのエスノメソドロジー』〔共編著〕(ハーベスト社,近刊),『フィールドワークと映像実践――研究のためのビデオ撮影入門』〔共著〕(ハーベスト社,2013年),「デザインとエスノメソドロジー――領域横断的実践のこれまでとこれから」(『認知科学』17(3),2010年),他。
〔担当〕 第12章

海老田大五朗(えびた・だいごろう)
成城大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得退学。博士(文学)。コミュニケーション学専攻。新潟青陵大学准教授。
「障害者の労働はどのように「デザイン」されているか?――知的障害者の一般就労を可能にした方法の記述」〔共著〕(『保健医療社会学論集』第25巻2号,2015年),「柔道整復師はどのようにしてその名を得たか」(『スポーツ社会学論集』第20巻2号,2012年),他。
〔担当〕 第13章

酒井信一郎(さかい・しんいちろう)
立教大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学。社会学専攻。兼業主夫。
『最強の社会調査入門』〔共著〕(ナカニシヤ出版、近刊),Interacting with Objects: Language, Materiality and Social Activity〔共著〕(John Benjamins, 2014年),“Learning to become a better poet”〔共著〕(Information Research, 20(1),2015年),他。
〔担当〕 第14章

*酒井泰斗(さかい・たいと)
大阪大学大学院理学研究科(物理学専攻)修士課程中退。音楽制作会社を経て現在は金融系企業のシステム部に所属。ルーマン・フォーラム管理人(socio-logic.jp)。
『概念分析の社会学──社会的経験と人間の科学』〔共編著〕(ナカニシヤ出版,2009年),『ワードマップ エスノメソドロジー──人びとの実践から学ぶ』〔共著〕(新曜社,2007年),「社会システムの経験的記述とはいかなることか」〔共著〕(『ソシオロゴス』第31号,2007年),他。
〔担当〕 おわりに

#2016

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