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ディズニー・プリンセスのゆくえ  新刊

白雪姫からマレフィセントまで

ディズニー・プリンセスのゆくえ

ディズニー映画の名作に登場するプリンセスたちはどのように変化してきたのか。その表象を読み解き、文化の力学をあぶりだす。

著者 本橋 哲也
ジャンル テキスト
社会・文化 > 社会学
社会・文化 > 文化研究
社会・文化 > アート・芸術
教養・共通科目 > 教養科目
出版年月日 2016/04/30
ISBN 9784779510588
判型・ページ数 4-6・200ページ
定価 本体2,000円+税
 

目次

目  次

はじめに

第一章 『白雪姫』――甦るプリンセス

第一節 託宣する鏡
第二節 恐怖と慰め
第三節 友情と労働
第四節 魔女の誘い
第五節 解けた呪文

第二章 『シンデレラ』――変身するプリンセス

第一節 ネズミを友として
第二節 キングとプリンス
第三節 連帯をつぶす暴力
第四節 プリンセスの誕生
第五節 末永くめでたく?

第三章 『眠れる森の美女』――呪われたプリンセス

第一節 祝福と呪文
第二節 森のなかの遭遇
第三節 止まった時間
第四節 牢獄からの解放
第五節 キスと再生

第四章 『魔法にかけられて』――怒れるプリンセス

第一節 アニメから現実へ
第二節 記号の力
第三節 不幸から怒りへ
第四節 認識と別離
第五節 魔法か、愛か

第五章 『アナと雪の女王』――戦うプリンセス

第一節 消された記憶
第二節 女王の魔力
第三節 姉を求めて
第四節 凍った心臓
第五節 真実の愛

第六章 『マレフィセント』――愛するプリンセス

第一節 捨てられた指輪
第二節 奪われた翼
第三節 ゴッドマザーの発見
第四節 超克される異性愛
第五節 女王による統一

第七章 『イントゥー・ザ・ウッズ』――不完全なプリンセス

第一節 魔女の呪い
第二節 成長する豆粒
第三節 童話の結末
第四節 反童話の行く末
第五節 ポスト魔法ワールド

第八章 『シンデレラ』――労働するプリンセス

第一節 衰退する魔法
第二節 継母と灰かぶり
第三節 プリンスの資格
第四節 王宮への跳躍
第五節 国との結婚

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内容説明

おとぎ話から現実へ


白雪姫、シンデレラ、眠りの森の美女、雪の女王、赤ずきん、ラプンツェル……
ディズニー映画の名作に登場するプリンセスたちの表象を読み解き、文化の力学をあぶりだす。


ディズニー・プロダクションが二一世紀になって公開してきたプリンセス映画の数々は、二〇世紀に自らが製作したアニメーション映画におけるそのような文化の力学を、根底から見直すことで、二一世紀に生きる私たちに多くの知恵と勇気と、意識と感性の変革の契機を与えてくれているのではないか、というのがこの本の提案なのです。(「はじめに」より)


●著者紹介
本橋哲也(もとはし・てつや)
1955年東京生まれ。東京大学文学部卒業,イギリス・ヨーク大学大学院英文科博士課程修了。D. Phil。
現在,東京経済大学教授。カルチュラル・スタディーズ専攻。
主な著訳書に『映画で入門 カルチュラル・スタディーズ』『カルチュラル・スタディーズへの招待』『ほんとうの「ゲド戦記」』(大修館書店),『本当はこわいシェイクスピア』(講談社選書メチエ),『ポストコロニアリズム』(岩波新書),ガヤトリ・スピヴァク『ポストコロニアル理性批判』(共訳,月曜社),ホミ・バーバ『文化の場所』(共訳,法政大学出版局),ロバート・ヤング『ポストコロニアリズム』(岩波書店)がある。

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