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結婚は愛のあかし?

愛

「愛」の一語が秘めた深遠な思想史の扉を開く。よりアクチュアルに,より哲学的に,何より身近なテーマを問うシリーズ、第1巻。

著者 藤田 尚志
宮野 真生子
ジャンル テキスト
哲学・倫理 > 哲学
教養・共通科目 > 教養科目
シリーズ 愛・性・家族の哲学
出版年月日 2016/04/15
ISBN 9784779510083
判型・ページ数 4-6・230ページ
定価 本体2,200円+税
 

目次

Ⅰ 西洋から考える「愛」

 第1章 古代ギリシア・ローマの哲学における愛と結婚 (近藤智彦)
     ――プラトンからムソニウス・ルフスへ――

 第2章 聖書と中世ヨーロッパにおける愛 (小笠原史樹)

 第3章 近代プロテスタンティズムの「正しい結婚」論? (佐藤啓介)
     ――聖と俗、愛と情欲のあいだで――

 第4章 恋愛の常識と非常識 (福島知己)
     ――シャルル・フーリエの場合――

Ⅱ 日本から考える「愛」

 第5章 古代日本における愛と結婚 (藤村安芸子)
     ――異類婚姻譚を手がかりとして――

 コラム 近世日本における恋愛と結婚 (栗原剛)
      ――『曾根崎心中』を手がかりに――

 第6章 近代日本における「愛」の受容 (宮野真生子)

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内容説明

「愛」の一語が秘めた深遠な思想史の扉を開く。よりアクチュアルに,より哲学的に,何より身近なテーマを問うシリーズ、第1巻。



●編者紹介
藤田尚志(ふじた・ひさし)
1973年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程(後期)単位取得満期退学。フランス・リール第三大学人間社会科学研究科博士課程修了。Ph.D.(リール第三大学)。フランス近現代思想専攻。九州産業大学准教授。Tout ouvert: L'evolution crestrice en tous sens,Bergson et Freud〔共編著〕(Olms,2014),『人文学と制度』〔共著〕(未來社,2013),『エピステモロジー――20世紀のフランス科学思想史』〔共著〕(慶應義塾大学出版会、2013年),他。

宮野真生子(みやの・まきこ)
1977年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程(後期)単位取得満期退学。日本哲学史専攻。福岡大学准教授。『なぜ、私たちは恋をして生きるのか――「出会い」と「恋愛」の近代日本精神史』(ナカニシヤ出版,2014年),『「おのずから」と「みずから」のあわい』〔共著〕(東京大学出版会,2010年),『技術と身体』〔共著〕(ミネルヴァ書房,2006年),他。

●執筆者紹介
近藤智彦(こんどう・ともひこ)
1976年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)(東京大学)。哲学・倫理学,西洋古典学専攻。北海道大学准教授。Dialogues on Plato’s Politeia (Republic): Selected Papers from the Ninth Symposium Platonicum〔共著〕(Academia Verlag, 2013),『西洋哲学史Ⅱ――「知」の変貌・「信」の階梯』〔共著〕(講談社,2011年),『西洋古典学の明日へ』〔共著〕(知泉書館,2010年),他。
【担当】第1章

小笠原史樹(おがさわら・ふみき)
1977年生まれ。東北大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)(東北大学)。哲学・倫理学専攻。福岡大学人文学部准教授。「神義論再考――東日本大震災を巡るキリスト教的諸言説の分析」(『西日本哲学年報』第22号,2014年),「抗議と沈黙――神義論批判の二類型」(『倫理学年報』第60集,2011年),「神の絶対的能力――トマス哲学の一断面」(『哲学』第57号,2006年),他。
【担当】第2章

佐藤啓介(さとう・けいすけ)
1976年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程学修認定退学。博士(文学)(京都大学)。宗教哲学専攻。南山大学准教授。『スピリチュアリティの宗教史』上巻〔共著〕(リトン,2010年),『フェティシズム研究1――フェティシズム論の系譜と展望』〔共著〕(京都大学学術出版会,2009年),「神学者たちのキルケゴール――可能的なもの,そして不安と希望」(『現代思想』42(2),2014年),他。
【担当】第3章

福島知己(ふくしま・ともみ)
1971年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。パリ第7大学博士課程修了。博士(社会学)(一橋大学,パリ第7大学)。社会思想史専攻。一橋大学社会科学古典資料センター専門助手。『危機の時代の思想』〔共著〕(梓出版社,2016年),シャルル・フーリエ『増補新版 愛の新世界』〔翻訳〕(作品社,2013年),ジョナサン・ビーチャー『シャルル・フーリエ伝』〔翻訳〕(作品社,2001年),他。
【担当】第4章

藤村安芸子(ふじむら・あきこ)
1971年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)(東京大学)。倫理学・日本倫理思想史専攻。駿河台大学教授。『仏法僧とは何か 『三宝絵』の思想世界』(講談社,2011年),『死生学 2 死と他界が照らす生』〔共著〕(東京大学出版会,2008年),『差異のエチカ』〔共著〕(ナカニシヤ出版,2004年),他。
【担当】第5章

栗原 剛(くりはら・ごう)
1975年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)(東京大学)。日本倫理思想史専攻。山口大学准教授。『岩波講座 日本の思想 第四巻 自然と人為』〔共著〕(岩波書店,2013年),『佐藤一斎――克己の思想』(講談社,2007年),他。
【担当】コラム

宮野真生子(みやの・まきこ)
奥付,編者紹介を参照。
【担当】第6章

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