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〈他者〉の逆説

レヴィナスとデリダの狭き道

〈他者〉の逆説

徹底された他者論は,宗教もしくは形而上学へ回帰せざるを得ないのか。あるいは哲学,宗教,倫理の間の“狭き道”を見出せるのか

著者 吉永 和加
ジャンル 哲学・倫理 > 哲学
出版年月日 2016/03/30
ISBN 9784779510205
判型・ページ数 A5・392ページ
定価 本体4,200円+税
 

目次

 序 論

第Ⅰ部 他者性と責任

 第1章 内面性と他者性
    ――レヴィナスにおける孤独な感受性――

 第2章 責任の起源
      ――レヴィナスの倫理学――

 第3章 自我の解体
      ――レヴィナスにおける絶対的受動性の起源――

 第4章 非対称の倫理学の陥穽
      ――レヴィナスにおける倫理学と宗教の間――

 第5章 不可能なものの経験
      ――デリダにおける責任――

第Ⅱ部 他者という記号

 第1章 他者論の狭き道
    ――レヴィナスからデリダへ――

 第2章 他者と言語
      ――デリダにおける他者の空隙と代補――

 第3章 記号の形而上学
      ――デリダにおける仮構としての言説――

 第4章 他者論の形而上学化と否定神学
      ――レヴィナスとデリダの間――

第Ⅲ部 法外な他者論の理路

 第1章 他者論の宗教的基盤
    ――逆説と仮構の哲学のために――

 第2章 責任と根本悪
      ――悲劇的世界観と他者――

 第3章 二律背反の通過
      ――神・人間・他者――

 結 論

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内容説明

徹底された他者論は,宗教もしくは形而上学へ回帰せざるを得ないのか。あるいは,哲学,宗教,倫理の間に“狭き道”を見出すことは可能か。他者、神、言語の境界を問う著者渾身の力作。


●著者紹介
吉永和加(よしなが・わか)
高知県に生まれ、奈良県に育つ。神戸大学文学部卒業。大阪大学大学院文学研究科博士課程中退。大阪大学大学院文学研究科助手を経て,岐阜聖徳学園大学教授。哲学・倫理学専攻。博士(文学)。
『感情から他者へ――生の現象学による共同体論』(萌書房,2004年),『ポストモダン時代の倫理』〔共著〕(ナカニシヤ出版,2007年),M. アンリ『実質的現象学――時間・方法・他者』〔共訳〕(法政大学出版局,2000年),他。

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