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イスラミック・ツーリズムの勃興  新刊

宗教の観光資源化

イスラミック・ツーリズムの勃興

相反する価値観を持つ「宗教」と「観光」はいかに結びつくのか。イスラミック・ツーリズムを巡る思想的系譜と市場形成を明らかに

著者 安田 慎
ジャンル 社会・文化
社会・文化 > イスラーム(イスラム)
出版年月日 2016/04/10
ISBN 9784779510052
判型・ページ数 A5・250ページ
定価 本体3,000円+税
 

目次

 序章 イスラームとツーリズムをめぐる分断と架橋をめぐって

第Ⅰ部 イスラミック・ツーリズムにおける宗教市場
       ――宗教観光資源化をめぐる力学――

 第1章 イスラミック・ツーリズムにおける観光資源化
 ――宗教観光の商品化・市場・コミットメントをめぐって――

第Ⅱ部 イラン・シーア派参詣地の成立と発展

 第2章 イラン・シーア派参詣地の形成
 ――コミュニティの宗派資源をめぐって――

 第3章 宗派資源から政治資源へ
 ――バアス党体制下におけるシリア・シーア派参詣地――

 第4章 ヒエラルキーからネットワーク・ガバナンスへ
 ――シリア観光戦略の中のシーア派参詣地――

第Ⅲ部 宗教観光としてのシリア・シーア派参詣

 第5章 産業化するシリア・シーア派参詣
 ――イスラーム旅行会社が創り出す宗教観光産業の秩序
 第6章 排除する空間から包摂する場へ
 ――宗教景観における分断と共有――

 第7章 儀礼か、パフォーマンスか
 ――シリア・シーア派参詣地における宗教実践――

第Ⅳ部 イスラミック・ツーリズムの勃興
       ――宗教の観光資源化――

 第8章 イスラームを再定式化する
 ――宗教観光からイスラミック・ツーリズムへ――

 終章 イスラミック・ツーリズム研究の新たな地平へ

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内容説明

相反する価値観を孕んだ「宗教」と「観光」はいかに結びついたのか。イスラミック・ツーリズムを巡る思想的系譜と市場形成を,宗教観光の発展を通じて明らかにする。


●著者紹介
安田 慎(やすだ・しん)
 2007年 上智大学文学部史学科卒業
 2012年 京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科修了。博士(地域研究)。
 現在 帝京大学経済学部観光経営学科講師。
 著作 「倫理からシャリーア・コンプライアンスへ――オルタナティブ・ツーリズムとしてのイスラミック・ツーリズムの形成」(『観光学評論』1(1),2013年),「UAEにおけるイスラミック・ツーリズム――イスラーム的観光文化をめぐる実験場」(『UAE』56,2014年),「ハラール・スタンダードの形成と軋轢――クレセントレーティング社におけるムスリム観光客ガイドラインを中心に」(『中東研究』523,2015年),他。

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