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看護に活かすカウンセリングII

感情のマネージメント-効果的な患者支援と看護師のメンタルヘルスのための自己調節

看護に活かすカウンセリングII

感情労働に疲弊しないために、看護師のキャリア発達に役立つカウンセリング技法として、基盤となる考えかたや理論、スキルを解説。

著者 伊藤 まゆみ
ジャンル テキスト
心理学
医療・看護・福祉
出版年月日 2016/03/15
ISBN 9784779510403
判型・ページ数 B5・152ページ
定価 本体2,500円+税
 

目次

第I部 理論編
1章 看護師のキャリア発達に求められる能力
1.キャリア発達
2.キャリア発達の課題
3.メンタルヘルスを保つための自己資源:感情マネジメント力

2章 カウンセリング技法を活用した感情マネジメント
1.看護ケアにおける感情マネジメントの必要性
2.慣習的に行われてきた感情調節の問題
3.カウンセリングを活用した感情マネジメントの必要性
4.感情マネジメントの方法
4.1 感情マネジメントのプロセス
4.2 感情マネジメントの方向性

3章 キャリア・カウンセリング
1.キャリアとキャリア・カウンセリング
1.1 キャリアとは
1.2 キャリア発達とは
1.3 キャリア・カウンセリングとは
1.4 キャリア・カウンセリングのプロセス
2.キャリア行動の理論・アプローチ
3.キャリアを捉える枠組み
3.1 キャリアにおける役割と時間
3.2 キャリア形成とストレス
3.3 キャリアの転機
3.4 キャリア意思決定
3.5 キャリア適応力
4.看護領域における実践への応用
4.1 看護師のキャリア
4.2 自己のキャリア形成と他者のキャリア支援
4.3 働く環境やチーム組織を理解する必要性

第II部 実践編
4章 患者の感情に対する対処支援
1.患者の感情に着目する
1.1 病気になるということ
1.2 なぜ,不快な感情は起こるのか
1.3 支援のプロセス
2.混乱している状況を整理し,意思決定を促す
2.1 支援が求められる状況
2.2 意思決定支援に効果的な技法:ヘルピング技法(art of helping)
2.3 技法の活用方法
3.リラクセーションで緊張を緩める
3.1 支援が求められる状況
3.2 支援に効果的な技法:呼吸法を中心に
3.3 技法の活用方法
4.認知を変えることで不快な感情を和らげる
4.1 支援が求められる状況
4.2 支援に効果的な技法:認知再構成法
4.3 支援に効果的な方法:論理情動行動療法(REBT)
4.4 技法の活用方法
5.適切な行動の仕方を学ぶことで,脅威や不安を緩和する
5.1 支援が求められる状況
5.2 支援に効果的な技法:社会的スキル獲得訓練(SST)
5.3 技法の活用方法

5章 看護師自身の感情に対処する:メンタルヘルスのための自己調節
1.自己理解と他者理解
1.1 箱の中身の「自己」を探る
1.2 異なる思考の枠組み
1.3 自己開示の必要性と難しさ
1.4 私は誰?(Who am I?)
1.5 自己不一致と精神的健康
1.6 「ズレ」の発見
2.身体運動反応による過剰な不安・緊張を緩和する:対人関係ゲーム
2.1 対人関係づくりに必要とされる支援
2.2 対人関係ゲームの実践
3.不快な感情を効果的に表出する:筆記開示法
3.1 感情の抑制・開示と健康
3.2 職業的な感情の抑制:看護師と感情労働
3.3 筆記開示法の基礎
3.4 筆記開示法の実践的活用に向けて
4.アサーティブに表現する:アサーション・トレーニング
4.1 はじめに
4.2 アサーションとは
4.3 3つの自己表現
4.4 権利としてのアサーション
4.5 認知上のアサーション
4.6 アサーティブな表現方法:DESC法
5.不快な感情を起こす体験の処理過程を再構成する:感情焦点化療法
5.1 不快な感情体験に対する処理過程を見直す必要性
5.2 感情焦点化療法における理論的背景
5.3 感情焦点化療法のプロセス
5.4 活用方法
5.5 評価方法
6.しなやかな楽観性で対処:ポジティブ心理学をメンタルヘルスに活用する
6.1 ネガティブなフィルターが問題を起こす
6.2 楽観的人間は打たれ強い
6.3 「しなやかな楽観性」を身につける

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内容説明

看護師のキャリア発達に役立つカウンセリング技法として、基盤となる考えかたや理論、感情のマネージメントを効果的な患者支援並びに自身のメンタルヘルスのための自己調節という観点から、理論編・実践編を設けて解説。

●著者紹介
伊藤まゆみ(いとう まゆみ)
共立女子大学看護学部教授

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