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数の物語表現と知識

数の物語表現と知識

学校で数をどう学ぶか、日常生活でどう使い知識として獲得していくかを「作問課題」による調査と教科書の数量的分析を通して探る。

著者 金田 茂裕
ジャンル 心理学
心理学 > 思考・言語・学習
出版年月日 2016/03/15
ISBN 9784779510212
判型・ページ数 A5・144ページ
定価 本体6,000円+税
 

目次

第1章 数の教育と認知の心理学
1-1. 学んだ知識とそのゆくえ
1-2. 加減乗除の「場面」との出会い
1-3. 計算の上達をめぐる論点
1-4. 本書の構成と特徴

第2章 計算の「意味」とは何か
2-1. 本章の目的:何を,なぜ,どう学ぶか
2-2. 加法:合併,増加
2-3. 減法:求残,求補,求差
2-4. 乗法:累加,倍
2-5. 除法:等分除,包含除

第3章 教育実践の期待と心理学の想定
3-1. 本章の目的:先行する知識は何か
3-2. 減法,加法:教育実践の期待
3-3. 減法.加法:心理学の想定
3-4. 除法:教育実践の期待
3-5. 除法:心理学の想定

第4章 どのように知識を評価するか
4-1. 本章の目的:多様な方法,利点と欠点
4-2. 計算問題,文章題,作問課題
4-3. 数学化のサイクルと物語作成
4-4. 教科書の教材例
4-5. 心理学の研究例

第5章 研究の準備と実施
5-1. 本章の目的:調査と分析の方法
5-2. 複数作問,自由作問,場面作問
5-3. 横断的調査の対象
5-4. 教科書分析と経験頻度仮説

第6章 減法と加法
6-1. 本章の目的:研究の概要
6-2. 研究1:子どもの物語の年齢変化
6-3. 研究2:心に浮かぶ,場面と意味
6-4. 研究3:大人は何を考えているか
6-5. 研究4:教科書の場面と掲載頻度

第7章 除法と乗法
7-1. 本章の目的:研究の概要
7-2. 研究5:子ども,大人の物語表現
7-3. 研究6:除法は,等分か,包含か
7-4. 研究7:乗法をめぐる探索的調査
7-5. 研究8:教科書の場面と掲載頻度

第8章 学んだ知識のゆくえ
8-1. 本章の目的:出発点,到達点,メカニズム
8-2. 想起,累積,解釈する場面
8-3. 偏りの発生,拡大,定着
8-4. アセスメントの始まりと終わり

第9章 挿絵のデザイン
9-1. 本章の目的:研究の概要
9-2. 研究9:挿絵のキャラクタとその効果
9-3. 研究10:空間的配置のパターンとその影響
9-4. 研究11:デザインの多様性は何をもたらすか

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内容説明

私たちは数の知識をどう形成してきたのか。学校で数をどう学ぶか、学んだことを日常生活でどう使い、自己の知識として獲得していくかを、数の知識を文章化し物語表現してもらう「作問課題」による調査と、教科書の数量的分析を通して探る。

●著者紹介
金田茂裕(きんだ しげひろ)
関西学院大学教育学部准教授
2006年 京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了
博士(教育学)
主著に,『児童の複数解を求める数的思考に関する研究』(ナカニシヤ出版,2009)など。

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