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現代社会における保育者の自己形成と実践コミュニティ

現代社会における保育者の自己形成と実践コミュニティ

第2次ベビーブーム期に保育者となった保育者へインタビューを行い、その成長を質的研究から掬い出し、「保育者の専門性」を問う。

著者 香曽我部 琢
ジャンル 心理学
心理学 > 教育
出版年月日 2016/03/15
ISBN 9784779510397
判型・ページ数 A5・168ページ
定価 本体6,000円+税
 

目次

第1章 研究の問題背景と目的
第1節 保育者を取り巻く状況の変化と地域間の差異
第2節 現代の社会的な状況の変化における保育者の専門性
第3節 保育者の自己形成に関する研究の現状と課題
第4節 保育者の自己形成を捉える理論的枠組みと3つの視点
第5節 研究の全体構想と研究方法

第2章 小規模地方自治体における保育者の成長
第1節 保育者アイデンティティの形成プロセス
第2節 グラウンデッド・セオリー・アプローチ(GTA)の手続き
第3節 3つのパラダイムと2つのサイクル
第4節 少子化が保育者の成長に与えた影響

第3章 保育者の転機
第1節 保育者の転機と成長
第2節 ライフライン・インタビュー・メソッドとSCAT の手続き
第3節 転機における6つの段階
第4節 「問題認識―省察―将来の展望」の連続性

第4章 保育者効力感の変化と成長プロセス
第1節 成長プロセスにおける保育者効力感の変動
第2節 複線径路・等至性モデルの手続き
第3節 保育者の成長と時期区分
第4節 ストラテジーとしての保育実践コミュニティの変容

第5章 保育実践コミュニティにおける重要な他者とその意味
第1節 保育者の自己形成と他者との良質なかかわり
第2節 “他者”と“かかわり”の分類化
第3節 他者とのかかわりの意味づけ
第4節 保育実践コミュニティの主体的・偶発的な再構成

第6章 総括考察
第1節 発生の三層モデルによる保育者の自己形成プロセス
第2節 TLMG の構成と総括考察
第3節 現職教育への新たなる視座
第4節 課  題

補 章 保育者の時間的展望の共有化を促す保育カンファレンス―複線径路・等至性アプローチ(TEA)を援用した保育カンファレンスの提案
第1節 未来を語る保育カンファレンス
第2節 TEM の保育カンファレンスへの導入方法
第3節 言葉の相互共有の高さ
第4節 展望共有の可能性と限界

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内容説明

第2次ベビーブーム期に保育者として生きる道を選択し激動の社会を保育者として生き抜いてきた方々の成長のプロセスを質的研究で描き出し、自己形成・実践コミュニティの視点で読み解くことから、「保育者の専門性」を掬い出す。

●著者紹介
香曽我部 琢(こうそかべ たく)
宮城教育大学准教授
2013年 東北大学大学院教育学研究科修了
博士(教育学)
主著に,『TEA 実践編』(分担執筆,新曜社,2015),『子ども理解のメソドロジー』(分担執筆,ナカニシヤ出版,2012)など。

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