国際結婚家庭の言語選択要因
韓日・日韓国際結婚家庭の言語継承を中心として
親が異なる言語を持つ国際結婚家庭で子どもに対する言語選択・継承意識には差があるのか。その差を生じさせるものは何か。
●著者紹介
花井理香(はない・りか)
関西学院大学大学院言語コミュニケーション文化研究科博士課程後期課程修了(博士〔言語コミュニケーション文化〕)。関西学院大学大学院言語コミュニケーション文化研究科研究員。大阪大学国際教育交流センター,関西学院大学文学部非常勤講師。主著・主要論文に,「国際結婚家庭の言語選択と社会的要因―韓日国際結婚家庭の日本語の継承を中心として」(2014).『異文化間教育』第39号,アカデミア出版会, 51-64.,「韓日国際結婚家庭の日本語継承要因―在韓日本人母を中心として」(2012).『多言語・多文化研究』18(1), 全国語学教育学会バイリンガリズム研究部会,39-55.,「韓国の言語・教育政策と日本語の継承―在韓日本人妻と韓日国際結婚家庭を中心として」(2010).『言語政策』第6号,日本言語政策学会,19-30.
序論
第1節 問題の所在
第2節 用語の定義
第3節 本研究の構成
第1章 先行研究と本研究の目的
第1節 社会言語学的観点からのバイリンガリズム
第2節 子どもの二言語習得
第3節 子どもへの言語選択と言語継承
第4節 本研究の目的と枠組み
第2章 韓日国際結婚の歴史的変遷
第1節 韓日国際結婚の時代背景
第2節 調 査
第3節 調査結果
第4節 考察とまとめ
第3章 韓日-日韓国際結婚家庭の言語使用実態
第1節 調査方法
第2節 結 果
第3節 考 察
第4節 ま と め
第4章 韓日国際結婚家庭の言語継承促進要因
第1節 調査対象者と調査内容
第2節 結果と考察
第3節 ま と め
第5章 韓日-日韓国際結婚家庭の継承意識の比較分析
第1節 調査対象者と調査内容
第2節 調査結果
第3節 考 察
第4節 ま と め
第6章 言語継承を促進・抑制する要因の検証
第1節 研究方法
第2節 調 査
第3節 調査結果
第4節 考 察
第5節 ま と め
第7章 総合的考察
第1節 研究のまとめ
第2節 言語継承に影響を与える要因のモデル化に向けて
第3節 本研究の意義
第4節 今後の課題
巻末資料
第1節 問題の所在
第2節 用語の定義
第3節 本研究の構成
第1章 先行研究と本研究の目的
第1節 社会言語学的観点からのバイリンガリズム
第2節 子どもの二言語習得
第3節 子どもへの言語選択と言語継承
第4節 本研究の目的と枠組み
第2章 韓日国際結婚の歴史的変遷
第1節 韓日国際結婚の時代背景
第2節 調 査
第3節 調査結果
第4節 考察とまとめ
第3章 韓日-日韓国際結婚家庭の言語使用実態
第1節 調査方法
第2節 結 果
第3節 考 察
第4節 ま と め
第4章 韓日国際結婚家庭の言語継承促進要因
第1節 調査対象者と調査内容
第2節 結果と考察
第3節 ま と め
第5章 韓日-日韓国際結婚家庭の継承意識の比較分析
第1節 調査対象者と調査内容
第2節 調査結果
第3節 考 察
第4節 ま と め
第6章 言語継承を促進・抑制する要因の検証
第1節 研究方法
第2節 調 査
第3節 調査結果
第4節 考 察
第5節 ま と め
第7章 総合的考察
第1節 研究のまとめ
第2節 言語継承に影響を与える要因のモデル化に向けて
第3節 本研究の意義
第4節 今後の課題
巻末資料