文系のためのSPSSデータ解析

文系のためのSPSSデータ解析

心理学、福祉学などの人文系領域で必要となるSPSSによるデータ解析法を初学者にもわかりやすく解説。実証的研究の基本を学ぼう。

著者 山際 勇一郎
服部 環
ジャンル 心理学  > 統計
数理・統計
出版年月日 2016/02/10
書店発売日 2016/02/10
ISBN 9784779510137
判型・ページ数 B5 ・ 252ページ
定価 2,970円(税込)

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心理学、福祉学、教育学などの人文系領域で必要とされるSPSSを用いたデータ解析法を操作手順から詳細に説明し、初学者にもわかりやすく解説。記述統計、推測統計、平均値に関する検定、多変量解析法といった実証的研究に必要なデータ解析の基本を学ぼう。


●著者紹介
山際勇一郎(やまぎわ ゆういちろう)
現職 首都大学東京 都市教養学部 人文・社会系 准教授 教育学修士
主要著書
・心理学要論(分担) 培風館
・対人社会心理学重要研究集7(分担) 誠信書房
・心理測定尺度集II(分担) サイエンス社
・ユーザーのための教育・心理統計と実験計画法(共著) 教育出版
・ユーザーのための心理データの多変量解析法(共著) 教育出版

服部 環(はっとり たまき)
現職 法政大学 現代福祉学部 臨床心理学科 教授 教育学博士
主要著書
・心理・教育のためのR によるデータ解析 福村出版
・スタンダード 教育心理学(編集,分担) サイエンス社
・「使える」教育心理学(監修,分担) 北樹出版
・心理学の「現在」がわかるブックガイド(監修,分担) 実務教育出版
・Q&A 心理データ解析(共著) 福村出版

第1章 分析の方針とSPSS の基本操作
1.1 分析の方針を決める
1.1.1 差の分析と関係の分析
1.1.2 尺度を判定する
1.1.3 扱う変数は多変数か
1.2 SPSS の基本操作を知る
1.2.1 ウィンドウの名称と役割
1.2.2 分析するデータセットを作る
1.3 変数を加工する
1.4 ケースを選択して分析する

第2章 間隔・比率データの分析
2.1 データの特徴を記述する
2.1.1 データの分布をチェックする
2.1.2 数値を用いてデータの特徴を記述する
2.2 分布
2.2.1 正規分布
2.2.2 標本分布
2.2.3 変数変換

第3章 平均値の差の検定
3.1 2 条件の平均値の差を検定する
3.2 2 条件の間に対応がない場合
3.2.1 統計的仮説検定の考え方
3.2.2 効果量・信頼区間・検定力(検出力)
3.3 論文の記載例- 対応がない場合
3.4 2 条件の間に対応がある場合
3.4.1 効果量
3.5 論文の記載例- 対応がある場合

第4章 1要因の分散分析
4.1 分散分析と実験計画法- 3 つ以上の平均値を比較する
4.1.1 基本用語とモデル
4.1.2 1 要因の分散分析と事後分析の関係
4.2 被験者間実験計画- 対応がない平均値の場合(AS タイプ)
4.3 被験者間要因の多重比較
4.3.1 事後比較の場合
4.3.2 Tukey のHSD 法とBonferroni 法による多重比較
4.3.3 計画比較の場合
4.4 論文の記載例- AS タイプ
4.5 被験者内実験計画- 対応がある平均値の場合(SA タイプ)
4.6 被験者内要因の多重比較
4.6.1 事後比較の場合
4.6.2 計画比較の場合
4.7 論文の記載例- SA タイプ

第5章 2要因の分散分析| 対応がない平均値の場合(ABS タイプ)
5.1 2要因実験計画のタイプ
5.1.1 交互作用の有無と分散分析の事後分析
5.2 被験者間実験計画(ABS タイプ)の主効果と交互作用の検定
5.3 単純主効果検定とその後の多重比較
5.3.1 単純主効果検定
5.3.2 多重比較
5.4 主効果検定後の多重比較
5.5 論文の記載例

第6章 被験者内実験計画- 対応がある平均値の場合(SAB タイプ)
6.1 主効果と交互作用の検定
6.2 単純主効果検定とその後の多重比較
6.2.1 単純主効果検定
6.2.2 多重比較
6.3 主効果検定後の多重比較
6.4 論文の記載例

第7章 混合計画- 対応がある平均値とない平均値の場合(ASBタイプ)
7.1 主効果と交互作用の検定
7.2 被験者間要因の単純主効果とその後の多重比較
7.2.1 単純主効果検定
7.2.2 多重比較
7.3 被験者内要因の単純主効果検定とその後の多重比較
7.3.1 単純主効果検定
7.3.2 多重比較
7.4 被験者間要因の主効果検定後の多重比較
7.5 被験者内要因の主効果検定後の多重比較
7.6 論文の記載例

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