教育的思考の歩み

教育的思考の歩み

ゲーテ、ニーチェ、ハイデガーなど、思想家あるいはテーマに基づく章構成により、近代教育哲学の源流を描き出す。

著者 笹田 博通 編著
ジャンル 哲学・倫理  > 哲学
教育・語学・文学  > 教育学
出版年月日 2015/11/30
書店発売日 2015/11/30
ISBN 9784779510038
判型・ページ数 A5 ・ 264ページ
定価 4,730円(税込)

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教育的思考とはそもそも何であ(りう)るのか。ゲーテ、ニーチェ、ハイデガーなど、思想家あるいはテーマに基づく章構成により、近代教育哲学の源流を描き出すとともに、その諸相について多角的で重層的な探究を行う。

●著者紹介
笹田博通(ささだ ひろみち)
東北大学大学院教育学研究科 教授
東北教育哲学教育史学会会長
博士(教育学)
主著に
『教育の本質と目的』(共著,福村出版,1991年)
『多元的文化の論理』(共編著,東北大学出版会,2005年)
『道徳教育21の問い』(共著,福村出版,2009年)

はじめに 本書の意図と構成  
第1章 『エミール』に問いかける ―ルソーと事物の教育― 
第2章 道徳教育はどのように/どこまで可能か ―カント教育論のアクチュアリティ― 
第3章 人間形成論の開花 ―ヘルダーの人間性形成思想―
第4章 数学における美と抽象化 ―ゲーテにおける人間形成の理念について― 
第5章 美的教育思想の形成と展開 ―シラーの教育思想― 
第6章 知識学と超越論的な教育思想 ―フィヒテの人間形成論― 
第7章 子どもと超人 ―ニーチェの思想と教育学的理解― 
第8章 精神諸科学の基礎づけと人間への視点 ―ディルタイの教育学と人間学― 
第9章 事象への還帰と学の基礎づけ ―フッサール現象学から教育学へ― 
第10章 調和の時代における人間形成 ―M・シェーラーの形成観― 
第11章 文化における人間形成 ―シュプランガーの哲学と教育学― 
第12章 教育の意味と必要性への問い ―教育人間学の思想― 
第13章 近代教育思想の成立と宗教の世俗化 ―宗教と教育学― 
第14章 人間形成における園芸教育の実践 ―近代園芸学と教育学― 
第15章 教育的思考の現在 ―現代存在論と新たな教育学― 
おわりに 本書の刊行に至るまで

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