ホーム > グローバル時代の難民

グローバル時代の難民

グローバル時代の難民

移動を迫られる人々をいかに保護すべきか? 冷戦後世界に拡がる難民に対し政府、援助機関、NGO、そして国際社会はどう対処したか

著者 小泉 康一
ジャンル 法律・政治 > 国際政治
社会・文化 > 社会学
社会・文化 > 異文化・多文化
出版年月日 2015/10/30
ISBN 9784779508936
判型・ページ数 A5・192ページ
定価 本体3,700円+税
 

目次

序 章 現代世界の難民・強制移動民の状況
 ――激しく移り変わる避難原因とグローバル化する国際環境――

第1章 冷戦後の国際環境
     ――国家主権と介入――

第2章 UNHCRと国際政治

第3章 先進国に庇護を求める人々

第4章 庇護政策の模索
     ――脅威 vs.道徳――

第5章 抑制策の南への波及と滞留難民

第6章 都市への難民流入
     ――実状と課題――

第7章 支援と自立
     ――つながりと架橋――

このページのトップへ

内容説明

移動を迫られる人々をいかに保護すべきか? 危機の時代の難民援助を考える

最新のデータから複雑さを増す難民問題の現状を描き出し、現代における「難民」とは何かを再定義した上で、正しい問題解決へ向け、国際社会とりわけ主要な受入国となる先進国が採るべき道筋を指し示す。

 

多くの人々は、入国の厚い壁にぶつかり、移動過程から除外されている。その過程に入ることができる人は、多額の財産・収入があるか、高度な技術を持つか、あるいは性別、年齢、民族、国籍などの要件に該当する人々であり、資格要件が非常に細かく分節化している。
これらの強制的な移動により、最も頻繁かつ深刻な影響を受ける人々は、社会の中でも最も脆弱で、周辺化された人々、すなわち少数者集団、無国籍者、先住民、その他権力構造から排除された人々である。(「序章」より)




●著者紹介
小泉康一(こいずみ・こういち)
1948年 仙台市に生まれる
1973年 東京外国語大学インドシナ科卒業
1977年 東京外国語大学大学院修士課程修了
    国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)タイ駐在プログラム・オフィサー,英オックスフォード大学難民研究所客員研究員,ジュネーヴ大学国際関係高等研究所で研究に従事
現在 大東文化大学国際関係学部教授
専攻 難民・強制移動民研究
主著 『「難民」とは何か』(三一書房,1998年),『国際強制移動の政治社会学』(勁草書房,2005年),『グローバリゼーションと国際強制移動』(勁草書房,2009年),『国際強制移動とグローバル・ガバナンス』(御茶の水書房,2013年),Koichi Koizumi and Gerhard Hoffstaedter (eds), Urban Refugees: challenges in protection, services and policy, Routledge, London,2015,他

このページのトップへ