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論理と歴史

東アジア仏教論理学の形成と展開

論理と歴史

玄奘が残したとされる論理式「唯識比量」を巡る,国や時代をまたいだ議論の探究を通じ,論理と歴史の「共生」構造を解き明かす。

著者 師 茂樹
ジャンル 哲学・倫理 > 哲学
哲学・倫理 > 宗教学
出版年月日 2015/05/31
ISBN 9784779509292
判型・ページ数 A5・480ページ
定価 本体5,500円+税
 

目次

 まえがき

第一章 序 論

  一 対象と方法

  二 周縁としての因明

  三 本書の構成

第二章 唯識比量の成立と新羅における批判

  一 問題の所在

  二 玄奘伝における唯識比量の問題

  三 基『因明入正理論疏』の唯識比量解釈

  四 新羅における唯識比量批判

  五 小 結

第三章 論理式の解釈と仏教史の構想
     ――バーヴィヴェーカの論理式をめぐって――

  一 問題の所在

  二 バーヴィヴェーカの伝承の変遷

  三 掌珍比量の東アジアにおける受容

  四 日本古代における掌珍比量研究

  五 東アジアにおける『大仏頂経』研究と掌珍比量

  六 小 結

第四章 繰り返される三転法輪
     ――東アジアにおける三時教判の展開――

  一 問題の所在

  二 基以前の三転法輪説

  三 唐・新羅における三時教判の展開

  四 日本古代における三時教判の展開

  五 徳一の三時教判に基づく法華経解釈

  六 小 結

第五章 空有の論争と仏性論争との接続

  一 問題の所在

  二 空有論争と大安寺

  三 相部律宗定賓の行状・思想とその日本への影響

  四 『日本霊異記』下巻第三八縁に見られる仏性論争

  五 小 結
         
      *

あとがき

文献一覧

事項索引

人名索引

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内容説明

玄奘が残したとされる論理式「唯識比量」を巡る、東アジア全域にわたり、時代を超えて展開された議論を丹念に読み解き、さらにはそこから浮かび上がる、「論理」と「歴史」の間の「共生」的関係を解き明かす。

第1章 序論 一 対象と方法 pdf 9784779509292.pdf を立ち読みいただけます。(pdf注意:約1MB)


●著者紹介
師 茂樹(もろ・しげき)
1995年 早稲田大学第一文学部卒業。
2001年 東洋大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。
現 在 花園大学文学部准教授(専攻/仏教学・人文情報学・情報歴史学)。博士(文化交渉学:関西大学)。
著 作  『人文学と著作権問題――研究・教育のためのコンプライアンス』〔共著〕(好文出版,2014年),『大学で学ぼう――知のスキルアップ15』(好文出版,2014年),“Xuanzang's proof of idealism (眞唯識量) and S?labhadra's Teaching”(『2013年第一屆慈宗國際學術論壇論文集』,2013年),他。

 

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