フランスの生命倫理法

生殖医療の用いられ方

フランスの生命倫理法

生命倫理についての包括的な規則を法律で定める「フランス方式」は有効なのか。その実態を明らかにし、今後の展望をうらなう。

著者 小門 穂
ジャンル 哲学・倫理  > 倫理学
出版年月日 2015/03/30
ISBN 9784779509612
判型・ページ数 4-6 ・ 228ページ
定価 4,180円(税込)

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生命倫理についての包括的な規則を法律で定める「フランス方式」は有効なのか。生殖医療の市場化が進むなか、その実態を明らかにし、今後の展望をうらなう。


●著者紹介

小門 穂(こかど・みのり)
1977年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。大阪大学大学院医学系研究科医の倫理と公共政策学特任助教。生命倫理学専攻。

第一章 はじめに

第二章 利用者の要件

第三章 利用者の要件が定められた理由

第四章 フランスの規制の特徴

第五章 「子を持つことへの欲望」

第六章 配偶子・受精卵提供と「親になる資格」

第七章 他者のための妊娠

第八章 代理出産ツーリズムとトビラ通達

終章 結論

補遺 フランスにおける生殖に対する医学的補助に関する規定

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