教師の職業ストレス

教師の職業ストレス

「やりがいのない多忙化」など教師のストレスが増大し休職者が増えるなか、教師への量的調査から、予防と改善の可能性を提案する。

著者 高木 亮
ジャンル 心理学  > 教育
出版年月日 2015/02/20
ISBN 9784779509353
判型・ページ数 A5 ・ 178ページ
定価 5,720円(税込)

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教師の精神的健康の悪化が問題になっている。本書では、教師への様々な調査から、教師のストレスを量的に把握し、複雑な職務の整理からストレッサーを抽出し、職務の適正化による教師の健康確保の可能性を提案する。

はじめに

第1章 教師ストレス研究の動向 
第1節 ストレスとは 
第2節 職業ストレスとは 
第3節 海外での教師ストレス研究に関する研究動向  
第4節 わが国の教師ストレス研究に関する研究動向 
第5節 総合考察 

第2章 教師の職務に関する検討 
第1節 わが国の教師のストレッサーと職務の実態 
第2節 教師の職務意識に関する調査研究―研究目的と研究方法― 
第3節 教師の職務意識に関する調査研究―結果と考察― 
第4節 教師の職務ストレッサーに関する調査研究―研究目的と研究方法― 
第5節 教師の職務ストレッサーに関する調査研究―結果と考察― 
第6節 総合考察

第3章 教師の職業ストレッサー・バーンアウト過程に関する検討 
第1節 わが国の教師の職業ストレッサーを構成する諸要因 
第2節 ストレッサー・ストレス反応モデルの検討と調査方法 
第3節 教師の職業ストレッサー・バーンアウト過程の検討―基礎モデルの検討―        
第4節 教師の職業ストレッサー・バーンアウト過程の検討―小学校・中学校のモデル比較を中心に―        
第5節 属性に基づいたストレッサー・バーンアウト各要因の比較 
第6節 総合考察 

第4章 教師のストレス抑制要因の検討 
第1節 ストレス抑制要因に関する研究の概況 
第2節 キャリア発達研究におけるストレス抑制要因 
第3節 調査方法 
第4節 教師の職務葛藤とキャリア適応力がストレス反応に与える影響の検討―基礎モデルの検討―        
第5節 教師の職務葛藤とキャリア適応力がストレス反応に与える影響の検討―年代別のモデルの検討―      
第6節 総合考察 

第5章 教師のストレスへの課題
第1節 各章のまとめと課題
第2節 教師ストレス改善のために

あとがきに代えて
引用文献
付記
附録
索引

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