インドネシアのファッション・デザイナーたち

多文化性・伝統・グローバル化を読み解く

インドネシアのファッション・デザイナーたち

新奇性を求めるファッションと伝統的な世界が見事に融合した染織。デザイナーへのインタビューから、ファッションの狭間をとらえる。

著者 松本 由香
ジャンル 地理・歴史・人類学  > 文化人類学
地理・歴史・人類学  > 民俗学
その他  > 家政学・生活科学
出版年月日 2015/03/20
ISBN 9784779509032
判型・ページ数 A5 ・ 228ページ
定価 6,600円(税込)

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新奇性を求めて未来に進むファッションの世界と伝統的な世界が見事に融合したインドネシアの染織。自らの出身・民族を問いながらその答えを創作に求めるデザイナー。彼らへのインタビューから、ファッションの狭間をとらえる。

はじめに  

序 章 カルティニとインドネシア人ファッション・デザイナー
1.ファッション・デザイナーを調査する
2.ファッション・モード・流行とデザイナー
3.グローバル・ファッション・システム
4.民族服とファッションのはざまをとらえた研究
5.本書の構成

第1章 歴史・文化的背景
1.伝統的文化体系の形成
2.西欧文化の影響
3.カルティニの思考様式と衣服の創作活動
4.ナショナリズムの形成期
5.多文化国家の形成と近代化
6.ファッション・デザイナーたちの歴史・文化的背景

第2章 ファッション・デザイナーたちのプロフィールとエスニシティの認識
1.誕生期を形成したデザイナー
2.興隆期を形成したデザイナー
3.新世代のデザイナー
4.エスニシティと創作活動

第3章 アイデンティティの形成
1.デザイナーのエスニック・アイデンティティ
2.デザイナーのナショナル・アイデンティティ
3.トランスナショナルなアイデンティティ
4.アイデンティティと創作活動

第4章 デザインの創作
1.多様な伝統文化の混合
2.伝統文化と西欧文化の混合
3.伝統文化と西欧文化の超越
4.創作のしかたと創作の目的・意味・源泉

第5章 デザイン活動と展開
1.活動の展開
2.デザイナーの組織化
3.活動の多様化
4.創作活動の展開とグローバル化・ローカル化・組織化

第6章 ファッション・デザイナーたちのインドネシア的あり方
1.誕生期
2.興隆期
3.拡  散
4.アジアン・シック・ファッションへの挑戦

あとがき
引用文献
索  引

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