臨床心理学実践の基礎 その1

基本的姿勢からインテーク面接まで 心の専門家養成講座①

臨床心理学実践の基礎 その1

「心の専門家」としてクライエントと出会い、かかわるとはどういうことなのか。第1巻では、心理臨床の基礎と面接の実際を解説する。

著者 森田 美弥子
金子 一史
ジャンル 心理学  > 臨床・障害
テキスト
シリーズ 心理学  > 心の専門家養成講座
出版年月日 2014/10/01
ISBN 9784779508738
判型・ページ数 B5 ・ 152ページ
定価 2,750円(税込)

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クライエントと向き合う心構えと基礎技術。

「心の専門家」としてクライエントと出会い、かかわるとはどういうことなのか。第1巻では、歴史や研究と実践、倫理をはじめとした心理臨床の基礎と、インテーク面接の実際を事例をあげながら解説する。

[監修者]
森田美弥子(もりた みやこ)
名古屋大学大学院教育発達科学研究科教授

松本真理子(まつもと まりこ)
名古屋大学発達心理精神科学教育研究センター教授

金井篤子(かない あつこ)
名古屋大学大学院教育発達科学研究科教授

[編者]
森田美弥子(もりた みやこ)
名古屋大学大学院教育発達科学研究科教授

金子一史(かねこ ひとし)
名古屋大学発達心理精神科学教育研究センター准教授

まえがき  
本書で用いる用語について 

第I部 心理臨床の基礎

1 心理臨床とは何か
心理臨床の歴史と現状 
心の問題を理解するために 
自分自身と向き合うこと  
養成教育の中で 

2 心の専門家の役割
心の専門家とは 
心の専門家の基本姿勢 
「臨床心理士」とは  
臨床心理士の4つの活動
臨床心理士の養成カリキュラム 

3 心理臨床の倫理
倫理とは何か? 
専門職と倫理  
日本の心理臨床と倫理 
心理臨床家に求められること 
心理臨床における倫理を学ぶ 

4 研究と実践
心理学における科学性とは何か?  
臨床心理学とは何か,その科学性  
質的研究と量的研究  
臨床実践に向けて――事例にみる心への接近  
「はずれ値」の示す意味  
臨床心理学がめざす人間理解――その視座 

第II部 インテーク面接の実際

1 インテーク面接とは――概論
インテーク面接の目的 
臨床心理学における見立ての重要性 
情報収集の方法 
インテーク面接に臨むにあたって  

2 インテーク面接――親
親面接とは何か 
相談記録票(資料1)の活用 
親インテーク面接のロールプレイ
親インテーク面接の実際 
最終レポート課題 
資料1 相談記録票(子ども用)  
資料2 ロールプレイ記録用紙  
資料3 ロールプレイ概要用紙  

3 インテーク面接――子ども
子どもの担当となった際に 
子どものインテークの実際 
子どものインテークにおけるロールプレイ 

4 インテーク面接――青年・成人
青年・成人のインテーク面接 
インテークに際して注目すべき点 
得られた所見をどう使うか 
心理面接契約を結ぶ  
インテーク面接とロールプレイ 
逐語記録の書きかた 
ロールプレイ実施の際の注意点 

5 心理検査によるアセスメント
発達・知能のアセスメントとは 
性格のアセスメントとは 
神経心理学的検査およびその他の検査 
テストバッテリー 
資料1 臨床心理アセスメント全般の参考図書  
資料2 主な心理検査取り扱い一覧  

6 インテーク面接によるアセスメント――どう見立て,どう伝えるか
見立てと援助方針 
クライエントに伝える 


索  引  

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