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観光メディア論

観光メディア論

揺れ動くメディアと観光の不思議な関係を、最新の知見からやさしく読み解く。読者を議論に誘い理解を深める好評シリーズ第4弾!

著者 遠藤 英樹 編著
寺岡 伸悟 編著
堀野 正人 編著
ジャンル テキスト
地理学・人類学 > 観光学
教養・共通科目 > 教養科目
シリーズ 人文・社会 > メディアの未来
出版年月日 2014/05/05
ISBN 9784779508554
判型・ページ数 4-6・292ページ
定価 本体2,500円+税
 

目次

第I部 観光とメディア

第1章 観光の記号とメディア:観光する私たちはそのとき何を見ているのか(堀野正人)

1 はじめに
2 メディアが提示する記号と観光対象
3 観光の記号の創出
4 観光客による記号の解読
5 観光客による記号の発信:記号再生産の変容

第2章 映画観光と住民運動:板東俘虜収容所の再発見(山口 誠)

1 住民運動から生まれた映画テーマパーク
2 板東俘虜収容所とは
3 メディアによる再発見と二つの視点
4 映画『バルトの楽園』と住民の視点
5 映画観光の4期と社会的価値

第3章 観光地と場所イメージ:メディアがつくる他所への憧れ(神田孝治)

1 はじめに
2 観光地の場所イメージとその魅力
3 場所イメージをめぐるコンフリクト
4 新しい場所イメージと観光客の変容
5 おわりに

第4章 バックパッカーたちのメディア:バックパッキングとその社会的機能の変容(大野哲也)

1 バックパッキング・ブームの到来
2 バックパッカーの起源
3 バックパッキング・ブームと「自分探し」
4 旅の動機と「自分探し」の帰結
5 旅の経験の画一化
6 社会的実践としての「自分探し」

第5章 水の都・松江の夕日:ハーンの旅行記と八景の「遺伝子」(滝波章弘)

1 宍道湖畔の「水の都」と夕日
2 ハーンに始まる旅行記の変遷
3 松江と宍道湖の「八景」の系譜
4 夕日がもつ二重の非日常性

第II部 メディアの観光性

第6章 モバイルメディアとツーリズム:リアルとバーチャルの融合(富田英典)

1 モバイルメディアの普及と活用
2 ツーリズムで利用されるモバイルメディア
3 モバイルメディアの場所感
4 モバイルARとツーリズム

第7章 ツーリズムとしての音楽フェス:「みる」から「いる」へ(永井純一)

1 はじめに
2 音楽フェスに行く:準備編
3 音楽フェスを楽しむ:会場編
4 フェス会場の人びと
5 おわりに

第8章 写真と語り:写真を撮るとき,見るとき,語るとき(中塚朋子)

1 はじめに
2 「生活観光」と「ねじれた空間」
3 「カメラ女子」のまち歩き
4 観光の経験を記憶/記録する写真
5 まちの写真を見ること・語ること
6 写真の語りからみえてきたもの
7 おわりに

第9章 メディア・コンテンツ・観光:アニメ聖地巡礼とコンテンツツーリズム(岡本 健)

1 観光とメディア
2 観光とコンテンツ
3 コンテンツツーリズムとアニメ聖地巡礼
4 アニメ聖地の諸相
5 メディア/コンテンツ/観光の特徴と関係性
6 コンテンツツーリズム研究の今後

第III部 観光のメディア性

第10章 「ご当地」はどこにあるのか:ゆるキャラとB級グルメのコンテクスト(寺岡伸悟)

1 はじめに
2 みやげ研究を辿る
3 〈媒介メディア〉とB級グルメ
4 〈コンテクストメディア〉とゆるキャラ
5 コンテクストメディアからみた観光経験

第11章 観光とセルフ・オリエンタリズム:観光事業にみる日本のナショナルな文化表象(濱野 健)

1 はじめに
2 ナショナルな文化
3 「セルフ・オリエンタリズム」と観光
4 ソフトパワー戦略としてのクールジャパン
5 セルフ・オリエンタリズムと自己文化表象
6 おわりに

第12章 メディアとしての観光:観光化とリアリティ変容(須藤 廣)

1 はじめに
2 観光地と『メディア論』
3 受動的観光客から参与する観光客へ
4 観光の浸透と社会的状況の変容
5 東南アジアの少数民族観光
6 環境としての観光装置と漏れ出す主体
7 おわりに

第13章 「再帰性」のメディア:近代を駆動させるドライブとしての観光(遠藤英樹)

1 「再帰性」とはいかなるものか?
2 映画作品に表現される「再帰性」
3 再帰的な近代
4 観光の「再帰性」
5 近代における「再帰性」のメディアとしての観光


Topic
1 メディアに媒介された観光の現在(前田至剛)
2 阿蘇地域振興デザインセンターにみる観光メディアと地域振興(松本貴文)
3 フード・ツーリズムのメディア性(片上敏喜)

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内容説明

最新の知見から観光とメディアの未来を探る

モバイルメディアの発展や文化の変容に伴い、揺れ動くメディアと観光の不思議な関係を、最新の知見と理論からやさしく読み解き、その未来を探る。読者を議論に誘い、理解を深める好評シリーズ、魅惑の第4弾!

●好評発売中!!
『メディアの未来』 シリーズ

 

【著者】(*印は編著者)
堀野正人*(ほりの・まさと)
奈良県立大学教授
担当章:第1章

山口 誠(やまぐち・まこと)
関西大学教授
担当章:第2章

神田孝治(かんだ・こうじ)
和歌山大学教授
担当章:第3章

大野哲也(おおの・てつや)
桐蔭横浜大学准教授
担当章:第4章

滝波章弘(たきなみ・あきひろ)
首都大学東京准教授
担当章:第5章

前田至剛(まえだ・のりたか)
皇學館大学准教授
担当:Topic1

富田英典(とみた・ひでのり)
関西大学教授
担当章:第6章

松本貴文(まつもと・たかふみ)
下関市立大学講師
担当:Topic2

永井純一(ながい・じゅんいち)
神戸山手大学講師
担当章:第7章

中塚朋子(なかつか・ともこ)
就実大学講師
担当章:第8章

岡本 健(おかもと・たけし)
奈良県立大学専任講師
担当章:第9章

寺岡伸悟*(てらおか・しんご)
奈良女子大学教授
担当章:第10章

片上敏喜(かたがみ・としき)
奈良女子大学特任助教
担当:Topic3

濱野 健(はまの・たけし)
北九州市立大学准教授
担当章:第11章

須藤 廣(すどう・ひろし)
法政大学教授
担当章:第12章

遠藤英樹*(えんどう・ひでき)
立命館大学教授
担当章:第13章

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