東山魁夷

ふたつの世界、ひとすじの道

東山魁夷

生まれ育った日本と留学生として過ごしたドイツ、ふたつの文化の間で魁夷が育んだ芸術論を、「〈あいだ〉の美学」として読み解く。

著者 寄川 条路
ジャンル 社会・文化  > 芸術・メディア
社会・文化  > 異文化・多文化
出版年月日 2014/05/30
ISBN 9784779508424
判型・ページ数 4-6 ・ 116ページ
定価 1,870円(税込)

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日独の間で魁夷が育んだ芸術論の核心とは

ふたつの「美」に橋を架ける――。魁夷のドイツ語の講演録をもとに、生まれ育った日本と留学生として過ごしたドイツ、異なるふたつの文化の間で彼が育んだ芸術論を、「〈あいだ〉の美学」として読み解き、「魁夷の美」の核心に迫る。

【著者紹介】
寄川条路(よりかわ・じょうじ)
1961年、福岡県生まれ。ボーフム大学大学院修了、文学博士。現在、明治学院大学教授。専門は思想文化論。和辻賞、日本随筆家協会賞などを受賞。
単著に『〈あいだ〉の解釈学』(世界書院、2006年)、『ヘーゲル哲学入門』(ナカニシヤ出版、2009年)、『新版・体系への道』(創土社、2010年)など。編著に『メディア論』(御茶の水書房、2007年)、『インター・カルチャー』(晃洋書房、2009年)、『グローバル・エシックス』(ミネルヴァ書房、2009年)、『新しい時代をひらく』(角川学芸出版、2011年)、『若者の未来をひらく』(角川学芸出版、2011年),他。

まえがき
第一章 東山魁夷とドイツ
第二章 ドイツへの道
第三章 ベルリンの東山魁夷
第四章 日本のふるさと
第五章 西洋の文化と日本の文化
第六章 ドイツ再訪
第七章 日本の文化
第八章 日本の美術史
第九章 日本画の描き方
第十章 芸術作品ができるまで
第十一章 日本の文化と中国の文化
第十二章 唐招提寺の障壁画
第十三章 〈あいだ〉の美学
第十四章 東山魁夷の芸術論
略年譜
東山魁夷館案内
文献一覧
あとがき

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