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シロアリと生きる

よそものが出会った水俣

シロアリと生きる

「伝統構法」の家を建て移り住んだ水俣からみえてきた日常と近代化のさまざまな矛盾――3.11後の私たちの共生論。

著者 池田 理知子
ジャンル 社会・文化 > 異文化・多文化
コミュニケーション
出版年月日 2014/02/14
ISBN 9784779508141
判型・ページ数 4-6・180ページ
定価 本体2,000円+税
 

目次

まえがき

 第1部 伝統構法の家を建てる

第1章 シロアリと生きる
第2章 シックな私と過敏症
第3章 猫の額の二〇坪
第4章 猫の病気とグローバル化
第5章 「上流社会」からの米と杉
第6章 楽じゃないけど楽しい暮らし
第7章 「オール3」の家とほどほどの夫
第8章 伝統の灯を絶やすのは誰だ
第9章 最新のものには細心の注意を
第10章 時をかける我が家

 第2部 水俣に住む

第11章 夕日と酒と「よそ者」と
第12章 始まりはごみ出し
第13章 小さなごみの物語
第14章 みなくるリサイクルの日
第15章 海と黄色い子どもたち
第16章 ふぞろいの生垣たち
第17章 「社会の窓」から見えるもの
第18章 地球の肥やしになる
第19章 小で大を兼ねる
第20章 風あたりの強い家

あとがき

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内容説明

3.11後の「共生」を考える珠玉のエッセイ

東日本大震災の後、著者自身が自らの研究フィールドでもある水俣に生活拠点(エコハウス)をつくるなかで、消費社会がもたらしたさまざまな矛盾と出会う――コミュニケーション研究の第一人者が、「住まう」という一見身近な事柄について瑞々しい語り口で綴りながら、次第に「環境との共生とは何か」「本来の省エネとは何か」「地域コミュニティの中で生活するとはどういうことか」という問いへと読者を誘い、ポスト3.11時代に共に生きること、環境と地域を意識した「共生」の意味をともに考えていく珠玉のエッセイ。

「まえがき」より一部抜粋
この本では、2011年3月11日の東日本大震災とその後の福島第一原子力発電所事故をきっかけに、その数年前から縁のあった水俣に「移住」し考えたことや、……その地に「伝統構法」を多用した木の家を建てた経験から見えてきた、現代社会のさまざまなひずみを
あぶりだしていく。

【著者紹介】

池田理知子(いけだ・りちこ)

1958年鹿児島県生まれ。1995年、オクラホマ大学コミュニケーション学部卒業(Ph.D.)。現在、国際基督教大学教養学部教授。主要な著作に、『よくわかる異文化コミュニケーション』(2010年、ミネルヴァ書房)『メディア・コミュニケーション論』(2010年、ナカニシヤ出版)、『時代を聞く―沖縄・水俣・四日市・新潟・福島』(2012年、せりか書房)、『メディア・リテラシーの現在―公害/環境問題から読み解く』(2013年、ナカニシヤ出版)など。

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