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政治・空間・場所[改訂版]

「政治の地理学」にむけて

政治・空間・場所[改訂版]

身近な話題から国際問題まで、私達の暮らす空間・場所に現れる政治の位相を読む。3.11以後の最新の政治状況に対応した改訂版。

著者 山﨑 孝史
ジャンル テキスト
地理学・人類学 > 地理学
出版年月日 2013/10/25
ISBN 9784779507953
判型・ページ数 A5・242ページ
定価 本体2,800円+税
 

目次

改訂版まえがき

第1部 政治地理学がたどってきた道
 第1章 政治地理学の起源と地政学の盛衰
1-1 政治地理学と地政学
1-2 地政学者の「活躍」
1-3 日本の地政学
1-4 地政学の「挫折」
 第2章 戦後の政治地理学――その日本的展開
  2-1 戦後の停滞と再生
  2-2 日本の政治地理学書
  2-3 多様な研究の展開
  2-4 政治地理学の確立にむけて
 第3章 政治地理学の展開と課題
  3-1 政治地理学の「政治」
  3-2 新しい政治地理学
  3-3 新しい地政学
  3-4 場所の政治
  3-5 政治地理学の課題

第2部 空間・場所・領域
 第4章 空間分析批判
  4-1 空間分析とは
  4-2 空間分析への批判
  4-3 空間の伸縮と生産
 第5章 場所の政治的意味
  5-1 場所とは
  5-2 場所論の政治地理学への応用
  5-3 「場所の政治」研究のアプローチ
 第6章 人間の領域性
  6-1 サックの所説
  6-2 日常生活における領域性
  6-3 目に見える境界と領域
  6-4 規律する空間
  6-5 監視する空間
  6-6 空間を介したコントロール
 第7章 グローバル化とナショナリズム
  7-1 現代世界のナショナリズム
  7-2 国家の退場?
  7-3 ナショナリズムの理論
  7-4 中心‐周辺関係とナショナリズム
  7-5 領域とアイデンティティ
  7-6 ナショナリズムと地理的スケール
  補論 大連ではなぜ反日デモが起こらなかったのか

第3部 コンテクスト/スケール/言説の政治
 第8章 コンテクストの政治
  8-1 近隣・コンテクスト効果
  8-2 沖縄県における投票行動の地域性
  8-3 コンテクストと政治
 第9章 スケールの政治
  9-1 スケールという概念
  9-2 地理的スケールの重層性
  9-3 グローバル化と極右勢力の台頭
  9-4 日本でも?
  9-5 スケールと政治
  9-6 マルチ・スケールのアプローチ
  補論 リスケーリングとしての「大阪都構想」
 第10章 言説の政治
  10-1 地政学の流行
  10-2 自衛隊派遣のレトリック
  10-3 言説とは
  10-4 地政言説の構成と物質的基礎
  10-5 スケールと言説
  10-6 地政言説の分析
  10-7 地政言説から政治を読む
  補論 放射性物質拡散の地図化

第4部 理論に根差した事例研究へ
 第11章 大都市圏行政と公共選択論
  11-1 なぜ市町村は合併しないといけないのか?
  11-2 米国大都市圏の政治的断片化
  11-3 ティボー仮説
  11-4 ティボー仮説の意義と公共選択論
  11-5 乳幼児医療費助成制度の市町村格差
 第12章 政党の編成と投票行動
  12-1 ロッカンの中心‐周辺関係論
  12-2 沖縄県における米軍政下の政党形成
  12-3 沖縄県内政党のクリーヴィッジと系列化
  12-4 中心‐周辺関係と沖縄県
 第13章 領域と社会運動
  13-1 境界・領域と政治行動――沖縄県を例として
  13-2 社会運動と集合的アイデンティティ
  13-3 土地闘争の変容
  13-4 復帰運動の領域性
  13-5 日本復帰への失望
  13-6 ローカル化する反基地闘争
  13-7 社会運動の地理的コンテクスト
 第14章 安全と安心のまちづくり
  14-1 地域安全を求める社会
  14-2 環境犯罪学の登場
  14-3 防犯環境設計
  14-4 地域安全の領域性
  14-5 環境犯罪学の問題点
  14-6 防犯環境設計される「まち」
  14-7 地域安全と場所の再構築

改訂版あとがき
参考文献
索引

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内容説明

身近な出来事から国際問題まで、
私たちの暮らす空間・場所のなかにあらわれる政治の位相を読み解く。
3.11や大阪都構想や反日デモなど、最新の政治状況に対応した改訂版。

【著者紹介】

山﨑孝史(やまざき・たかし)

1961年京都市生まれ。アメリカ合衆国コロラド大学大学院博士課程修(Ph.D.)。現在、大阪市立大学大学院文学研究科教授。専攻は、政治地理学、地政学、沖縄研究。
主な著作に、『人文地理学』(共著、ミネルヴァ書房、2009年)、「スケール/リスケーリングの地理学と日本における実証研究の可能性」『地域社会学会年報』(24、2012年)、ほか。
ホームページ http://www.lit.osaka-cu.ac.jp/user/yamataka/home.htm

 

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