摂食障害および食行動異常予防に関する研究
痩せ願望が食行動の問題に繋がる過程を解明
「痩せていることが美しい」と思うだけでは、食行動の問題にまでは発展しない。
どういう場合にリスクがあるのか、またその問題が維持されてしまうのか、
尺度開発、調査・介入研究から仮説モデルを示す。
【著者紹介】
山蔦圭輔(やまつた・けいすけ)
産業能率大学情報マネジメント学部准教授
2007年早稲田大学大学院人間科学研究科修了
博士(人間科学)
主著に,『心理学・臨床心理学概論[改訂版]』(北樹出版,2011),「非評価的感情体験に基づく心理教育が公的自己意識に及ぼす影響」(『日本健康教育学会誌』第19巻第1号,48-56頁,2011),「身体像不満と食行動異常との関連性―食行動異常および摂食障害予防のための基礎研究」(『健康心理学研究』第23巻第2号,1-10頁,2010),「自己意識および痩せ願望と食行動異常との関連性」(『女性心身医学』第15巻第2号,221-227頁,2010)など。
まえがき
1 序論および目的
1.はじめに
2.摂食障害の判断基準および歴史
3.摂食障害の実態
4.食行動の問題を発現・維持する要因
5.食行動の問題と自己意識
6.食行動の問題と予防
7.測定と査定
8.学校精神保健の場における予防
9.食行動異常および摂食障害関連研究の問題点と課題
10.各研究の位置付けおよび目的と調査概要,対象者
2 学生における食行動異常の特徴と実態調査(研究1)
1.はじめに
2.目 的
3.研究方法
4.結 果
5.考 察
3 身体像不満足感測定尺度の開発(研究2)
1.はじめに
2.目 的
3.研究方法
4.解析方法
5.結 果
6.考 察
4 食行動異常傾向測定尺度の開発(研究3)
1.はじめに
2.目 的
3.研究方法
4.解析方法
5.結 果
6.考 察
5 食行動異常傾向測定尺度カットオフポイントの設定(研究4)
1.はじめに
2.目 的
3.研究方法
4.解析方法
5.ROC分析
6.考 察
6 身体像不満足感と食行動異常との関連性・影響性(研究5・研究6)
1.はじめに
2.本章の目的
3.本章のまとめ
7 身体像不満足感と食行動異常との関係 自己意識の観点から(研究7)
1.はじめに
2.本章の目的
3.研究方法
4.結 果
5.考 察
8 心理教育プログラムの開発と実践(研究8・研究9)
1.はじめに
2.本章の目的
3.本章のまとめ
9 総合考察
1.食行動の実態
2.食行動の問題と身体像不満足感
3.自己意識保有パターンと身体像不満足感,食行動異常
4.食行動の問題に関与する心理教育の実践
5.最 後 に
1 序論および目的
1.はじめに
2.摂食障害の判断基準および歴史
3.摂食障害の実態
4.食行動の問題を発現・維持する要因
5.食行動の問題と自己意識
6.食行動の問題と予防
7.測定と査定
8.学校精神保健の場における予防
9.食行動異常および摂食障害関連研究の問題点と課題
10.各研究の位置付けおよび目的と調査概要,対象者
2 学生における食行動異常の特徴と実態調査(研究1)
1.はじめに
2.目 的
3.研究方法
4.結 果
5.考 察
3 身体像不満足感測定尺度の開発(研究2)
1.はじめに
2.目 的
3.研究方法
4.解析方法
5.結 果
6.考 察
4 食行動異常傾向測定尺度の開発(研究3)
1.はじめに
2.目 的
3.研究方法
4.解析方法
5.結 果
6.考 察
5 食行動異常傾向測定尺度カットオフポイントの設定(研究4)
1.はじめに
2.目 的
3.研究方法
4.解析方法
5.ROC分析
6.考 察
6 身体像不満足感と食行動異常との関連性・影響性(研究5・研究6)
1.はじめに
2.本章の目的
3.本章のまとめ
7 身体像不満足感と食行動異常との関係 自己意識の観点から(研究7)
1.はじめに
2.本章の目的
3.研究方法
4.結 果
5.考 察
8 心理教育プログラムの開発と実践(研究8・研究9)
1.はじめに
2.本章の目的
3.本章のまとめ
9 総合考察
1.食行動の実態
2.食行動の問題と身体像不満足感
3.自己意識保有パターンと身体像不満足感,食行動異常
4.食行動の問題に関与する心理教育の実践
5.最 後 に
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