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福祉の経済思想家たち

福祉の経済思想家たち

福祉=理想社会の設計をめぐって格闘した、経済学者たちの軌跡。ベーシックインカムはじめ、最新のトピックも充実させた改訂版。

著者 小峯 敦
ジャンル テキスト
経済・経営 > 経済学
医療・看護・福祉・健康科学
出版年月日 2010/05/01
ISBN 9784779504556
判型・ページ数 A5・344ページ
定価 本体2,500円+税
 

目次

増補改訂版へのまえがき

第1章 福祉と/の経済思想 ―古代から現代へ―

第1部 経済学の成立と貧困の発見
第2章 「重商主義」の時代 ―貧困と救済―
第3章 スミス ―文明社会における労働貧民の境遇―
第4章 ベンサム ―安全で幸福な社会の構想―
第5章 マルサスとリカード ―救貧法批判を中心に―
第6章 J.S.ミル ―社会の漸進的改良―

第2部 経済学の革命と社会改良
第7章 シジウィック ―アートとしての経済学―
第8章 ジェヴォンズとエッジワース ―功利主義的社会改革思想―
第9章 バジョット ―民主主義と世論―
第10章 ワルラス ―完全自由競争と社会主義―
第11章 マーシャル ―労働者階級の向上―

第3部 20世紀型福祉国家への模索
第12章 ピグー ―厚生の経済学―
第13章 ホブソン ―異端の経済思想―
第14章 ウェッブ夫妻 ―「国民的効率」とナショナル・ミニマム―
第15章 ヴェブレンとコモンズ ―制度学派と良き社会論―

第4部 福祉国家の誕生
第16章 福田徳三と河上肇 ―経世済民の思想―
第17章 ケインズとベヴァリッジ ―福祉国家の合意―
第18章 シュンペーター ―不況と企業家精神―
第19章 ポランニー ―社会の自己防衛から福祉国家の哲学へ―
第20章 新厚生経済学 ―「科学」としての経済学―

第5部 「福祉国家」批判を超えて
第21章 ミュルダール ―北欧福祉国家と福祉世界―
第22章 ハイエク ―福祉国家と自由社会―
第23章 フリードマン ―“福祉国家アメリカ”の批判者―
第24章 ノージック、ロールズ、セン ―リバタリアニズムとリベラリズム―
第25章 エスピン=アンデルセン ―福祉国家の正当化と類型化―

読書案内

福祉と経済思想:年表

索引〔人名/事項〕

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内容説明

「良き社会」とは何か。
貧困・失業問題の発見から福祉国家のグランド・デザイン、福祉国家批判から新しい福祉社会の模索まで、福祉=良き社会のあり方をめぐって格闘した経済学者たちの軌跡をたどる。

【著者紹介】
編者:
小峯 敦(こみね・あつし)
龍谷大学経済学部教授(経済学史)。一橋大学大学院経済学研究科・博士後期課程単位取得退学。『ベヴァリッジの経済思想』(昭和堂、2007年)、『福祉国家の経済思想』(編著、ナカニシヤ出版、2006年)、他。

著者:
伊藤誠一郎(大月短期大学教授、重商主義)
久保 真(嘉悦大学准教授、スミス)
板井広明(青山学院大学非常勤講師、ベンサム)
益永 淳(中央大学准教授、マルサス・リカード)
藤本正富(大阪学院大学准教授、ミル)
山崎 聡(高知大学准教授、シジウィック)
上宮智之(大阪経済大学講師、ジェヴォンズ)
山根聡之(一橋大学大学院、バジョット)
高橋 聡(中央大学非常勤講師、ワルラス)
近藤真司(大阪府立大学教授、マーシャル)
本郷 亮(弘前学院大学講師、ピグー)
八田幸二(中央大学准教授、ホブソン)
江里口拓(愛知県立大学准教授、ウェッブ夫妻)
高橋真悟(京都大学研修員、ヴェブレン)
牧野邦昭(摂南大学講師、福田徳三・河上肇)
小峯 敦(龍谷大学教授、序論、ケインズ・ベヴァリッジ)
本吉祥子(東北工業大学研究員、シュンペーター)
若森みどり(首都大学東京准教授、ポランニー)
木村雄一(埼玉大学准教授、新厚生経済学)
藤田菜々子(名古屋市立大学准教授、ミュルダール)
楠美佐子(名城大学助教、ハイエク)
佐藤方宣(大東文化大学特任講師、フリードマン)
原谷直樹(東京交通短期大学助教、ノージック・ロールズ・セン)
下平裕之(山形大学准教授、エスピン=アンデルセン)

 

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