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クロスロード・ネクスト

続:ゲームで学ぶリスク・コミュニケーション

クロスロード・ネクスト

災害対応カードゲーム教材「クロスロード」。ゲームの紹介、防災教育におけるゲームの活用意義と課題を論じ、防災ゲームの展開を示す

著者 吉川 肇子
矢守 克也
杉浦 淳吉
ジャンル テキスト
心理学 > 社会
心理学 > コミュニケーション
コミュニケーション
出版年月日 2009/07/01
ISBN 9784779503047
判型・ページ数 A5・224ページ
定価 本体2,500円+税
 

目次

まえがき

第1部 クロスロードのポテンシャル
第1章 クロスロードとは
1 「クロスロード:神戸編」の概要
2 新しいコンテンツの開発
3 いろいろな実践事例

第2章 クロスロード5年
1 制作者として学ぶ
2 問題の構造を学ぶ
3 問題を作るという作業
4 多様なリスクに展開する

第3章 「終わらない対話」とクロスロード
1 「真理へと至る対話」と「合意へと至る対話」
2 他者と災害の機能的等価性
3 リスクがないリスクの解消へ向けて
4 「終わらない対話」とは何か
5 3つの対話の関係
6 重層的な対話メディアの重要性

第2部 現場に生かすクロスロード
第1章 ゲームという場を超えて
1 マルチメディアに展開するということ
2 ファシリテータの養成
3 クロスロード新聞
4 ファシリテータの集い
5 時間を超えてつなぐ

第2章 他の手法との併用
1 防災ワークショップの一環として―岸和田市の事例
2 DIG(図上演習)との併用-高知市の事例

第3章 クロスロード質問紙版
1 「クロスロード質問紙版」とは
2 質問紙の構成と調査概要
3 主要項目の分析結果
4 複数の項目間の関係性分析

第4章 教育技法としてのクロスロード
1 議論の可視化ツールとしての集団クロスノート
2 集団クロスノート実施例
3 オリジナルジレンマによる問題の共有化
4 教育・研究技法としての新ルールの提案
5 さらなる展開に向けて

第3部 防災教育におけるゲームの活用
第1章 ゲームで何を学ぶのか
1 ゲームで何を学ぶのか
2 どのように学ぶのか
3 教わる人から教える人へ

第2章 生活とつなげる:防災すごろく
1 「すごろく」というフレーム
2 「大ナマジン防災すごろく」
3 「災害そなえ隊」
4 「ぼうさい駅伝」
5 教えすぎないこと

第3章 動いて学ぶ:ぼうさいダック
1 子どもにどう防災を学ばせるのか
2 「ぼうさいダック」開発のねらい
3 「ぼうさいダック」の概要
4 実施事例
5 進化する教材

第4部 クロスロードの新展開
第1章 市民編
1 市民編作成の経緯
2 市民編の内容
3 内容の解説
4 市民編の活用

第2章 要援護者編
1 要援護者編作成の経緯
2 要援護者編の内容
3 内容の解説

第3章 感染症編
1 感染症編作成の経緯
2 感染症編の内容
3 内容の解説
4 感染症編の活用

第4章 食品安全編
1 食品安全編作成の経緯
2 食品安全編の内容
3 内容の解説
4 食品安全編の活用

第5章 さまざまな展開
1 学校安全編
2 東海地震編
3 職務特殊編
4 展  望

第5部 展  望
展望:われわれはゲームで何をしているのか
1 問いを放つ
2 どうやって「問いを放つ」のか
3 問題を作ればよいのか?
4 まず「神戸編」
5 クロスロードに聴いてみる
6 ゲーミング手法の可能性
7 クロスロード,防災ゲーム,ゲーミング,そしてこれから

あとがき
資料:クロスロード実施の手引き(市民編)
索  引

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内容説明

感染症編、要援護者編等防災ゲームの新展開
災害対応カードゲーム教材「クロスロード」のその後の展開。現場でどのように活用されているか、また新バージョン「市民編」「要援護者編」「感染症編」「食品安全編」、新ゲーム「ぼうさいダック」「大ナマジンすごろく」を紹介し、防災教育におけるゲームの活用の意義と課題についても論じる。

【著者紹介】

吉川肇子(きっかわ・としこ)

1988年 京都大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学
現在、慶應義塾大学商学部准教授
主著『リスク・コミュニケーション』福村出版、『リスクとつきあう』有斐閣、『防災ゲームで学ぶリスク・コミュニケーション』(共著)ナカニシヤ出版、『リスク学入門(4)』(分担執筆)岩波書店 他

矢守克也(やもり・かつや)

1988年 大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程単位取得退学
現在、京都大学防災研究所教授、京都大学大学院情報学研究科教授
主著『〈生活防災〉のすすめ―防災心理学研究ノート』ナカニシヤ出版、『防災ゲームで学ぶリスク・コミュニケーション』(共著)ナカニシヤ出版、『夢みる防災教育』(共著)晃洋書房、『質的心理学講座3』(分担執筆)東京大学出版会 他

杉浦淳吉(すぎうら・じゅんきち)

1998年 名古屋大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学
現在、愛知教育大学教育学部准教授
主著『環境配慮の社会心理学』ナカニシヤ出版、『質的心理学の方法 語りをきく』(分担執筆)新曜社、『心理学方法論』(分担執筆)朝倉書店、『環境行動の社会心理学』(分担執筆)北大路書房 他

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